2009年に活動を開始した、太鼓、三味線、箏、尺八、篠笛、鳴り物という和楽器奏者で構成される8人組オーケストラの5枚目のアルバム。メンバーが、一曲ずつ持ち寄り完成しました。
「和楽器を、もっとわかりやすく、かっこよく、シンプルに!」をテーマに、現代に響く音を創りあげています。「桜小道」は、奈良県吉野町の桜応援ソング。優しいメロディが春を呼ぶよう。時にロックに、時に情緒豊かに、感情の起伏が赤裸々に迫ってきます。篠笛・尺八・三味線が歌い、箏が囁き、太鼓が叫ぶ。言葉以上に表情豊かです。
和楽器だから懐かしいということはなく、和楽器だからこそ、日本人の持つ奥に秘めた強さを表現。「音楽には、国境はないが国籍はある」という言葉の通り、これまで世界遺産フランス・モンサンミッシェル、クロアチア・ドゥブロヴニクなどで演奏を行い、日本の音を発信しています。和楽器に触れたことがない方にこそ、聴いていただきたい一枚です。