代沢レコード12年目の初コンピです。ちょうど2000年に“ギターと歌にスポットをあてる”なんて宣言してこのレーベルを始めてみたのですが、実はそれってとっても当たり前の事なんですね。そりゃだいたい歌はあるわけだし、ロックバンドのフォーマットにはギターってほとんど入っちゃってるんだから。なにをわざわざ宣言したんだろうか、妙な気持ちになります。でもですね。こうして17曲並べて聴いてみると、やっぱこれでよかったんではないかと自問自答、または自画自賛。あまり奇をてらわずに、“こんなカッコいい曲、人に聴かせたい”ってそんな衝動だけが形に残ってる気がします。おかげさまで、10年前に出てても不思議ではない。そして全部が今年の新作と言われても不思議でもない、そんなアルバムが出来ました。新曲が3曲収録出来たのも、嬉しいです。
大げさにいえば、代沢レコードの歴史と未来が詰まってます。よろしくお願いいたします。