「20歳にして廃人」から月日は流れ。初ツアーで機材車廃車から月日は流れ。同じセットリストで3回演奏のワンマンから月日は流れ。
メンバーの失踪、ニート、引きこもり、酩酊、就職を経てリリースされた前作『world wide wonderful world』。
そして今作。2年ぶりに放たれる新作『neo tokyo』。
不良、爺婆、浮浪者、風俗、酒、自殺、今。シティーコア(その街の深いところ)に生きる不思議な人々とその繋がり。
日常の異常な光景や自分自身。
その葛藤や苦悩、曖昧な希望を独自のフィルター(視点)を通し、超現実 / 非現実 / 言葉では説明のできない世界を創造し音に還元した問題作。
実は美しかったものが醜くて、醜かったものが美しくて、ふとした瞬間の、日常の、人の感情の、世界の、全てがひっくり返る手助けをしてくれる音。