基本的に私はロックキッズでございまして、JUNGLE☆LIFEを読んでいてもとっても楽しくわくわくしている類の人間なのですが、そもそも音楽を聴きはじめたきっかけはSMAPでして、その後小室ファミリーにハマり、その後J-POPを渡り歩き、邦楽ロックに不時着したという音楽遍歴? をもっています。つまり、基本的にJ-POPで育ってきたわけです。9mmといえばパンクでメタルでハードコアな超カッコイイロックバンドではあるのですが、こんな私が9mmにどハマリしているのは“J-POP”の要素が散りばめられてあるがゆえ、なんだと思うんです。
今回の作品は“J-POP”や“歌”の要素が特に前面に出てきています。9mmの魅力がより直球で、はっきりとした輪郭となって現れた印象で、私にとってはまさに大好物な作品! ですが、これまで多少なりともJ-POPを通ってきたロックキッズや、普段ロックをあまり聴かない方々にもがつんと受け入れられるであろうど真ん中な作品になっています!