ガールズボーカルエモロックの超新星、RAVARが3枚同時にシングルをリリース(※indiesmusic.com限定)。
ボーイッシュという言葉では足りないくらいに男前なボーカル、MAYAの歌声を活動休止中の前バンド、midnightPumpkin時代からも想像できないほどストレートに表現したのは、それが不器用な彼女の魅力を最大限に引き出すから、というだけではない。変態的とも言えるほど奇抜なセンスと高い演奏力をもったバンド隊の、他に類を見ないアレンジ表現との絶妙なバランスを作り出すためである。
シンプルなアレンジになりがちなジャンルの音楽をここまで捻じ曲げたにも関わらず、全く聴きにくくなく仕上げられているのは、プロデューサーに起用した4106xxx(BRAZILIANSIZE / SCAFULL KING)だからこそ成せる業であろう。
バンドサウンドの面白さを再確認できるCDが完成した。