この説明出来ない気持ち良さは何だろう。単純にドラムを沢山並べてみたいというそれだけの発想から始まったDQS(ディキューエス)。最初に立ち上がった溝渕の元に集まったドラマーたちは現在10名。10台のドラムをただ叩きまくるだけでなく、独特のポップセンスを持ったドラムオーケストラともいえる構築された、ロック史に残る音を奏でる。
今回は元PEALOUT、現在GHEEEの近藤智洋をゲストボーカルに迎え、渾身のロック魂をも封入している。しかもCDだけでなく、DVDとの2枚組により視覚的の迫力も堪能出来る。人が物を叩いて音を楽しむという太古のDNAに刻まれた記憶が、太鼓10台のDQSにより呼び起こされ、さらに幾何学的なポリリズムや変拍子は近い未来へといざなってくれる。リリース元であるLookHearRecordsは新しい才能が集うレーベルとして、今回イラストを手がけてくれた泉川マクフライ氏をはじめ多方面のアーティストとのコラボレーションを目指しています。