音楽メディア・フリーマガジン

今月のリリース Vol:240

今月のおすすめリリース

『Lush*Energy』

Artist : かなでももこ

かなでももこ初のフルアルバムは、彼女の音楽ルーツにも繋がるゴシック・ロック要素がぎっしり詰まった作品に。
壮大なオープニングSE「Introduction of Daybreak」(M-1)の予兆を残しながら弾けるように始まる「DAYBREAKER」(M-2)で、思わずヘッドバンギングしたくなるゴリゴリのサウンドで勢いづける。
「Good Morning Dictator」(M-4)は、バンド・摩天楼オペラのVo.苑が作詞・作曲を手掛け、持ち前のV-ROCKとメタルサウンドのパワーが引き立つ一曲に。自身が作詞した「流れ月」(M-5)ではピアノの音色と効果的な電子音にのせてしっとりと歌い上げ、特有のしなやかさを見せつける。
琴や尺八など和のテイストが散りばめられた「胎動」(M-10)には、桜が舞い散る風景さえ思い浮かぶ妖艶さがあった。ゴシックのモチーフとして不可欠なバラの花を意味する「Damask Rose」(M-12)は、今作のビジュアルとして彼女の身を包む上品な紅色の衣装ともリンクしている。
ラストの「OSeINS」(M-13)では、この先の道を照らすような強さと信念を歌う。12月9日にSHIBUYA REXでライブを開催。

 

■リリース情報
© Kingrecords ・mashup entertainment
MUEA-1001
¥2,963+税
NOW ON SALE

レビュー執筆者:キングレコード 宣伝 羽村萌 夏フェスではしゃぎすぎて倒れましたが復活しました。クリスマスが近づきイベントシーズン再来で高揚を抑え切れませんが控えめにエンジョイします。表紙の桐嶋ノドカも宣伝担当しています。

『Invitation』

Artist : Scarf & the SuspenderS

深夜東京の匂いをまとい、漆黒のグルーブとラップでクラブ・ライブハウスをまたにかけるスカーフ&ザ・サスペンダーズ! 待望のデビューEP をリリース!!
深夜路上のフリースタイルで鍛えたMC 前田拓也 a.k.a. スカーフ。NYで本格的にドラムを修業した人力ビートメイカー・ヒロセヒロユキ。ピックを全く使わず、指弾きでカッティングからソロまでこなすギタリスト福永知史。豊富な音楽的ボキャブラリーとテクニックでバンドをささえるKey.井上惇志。ウッドベースでファンクして、スラップも決めるLittle Woody と、ワンアンドオンリーなメンツが揃ったHIP HOPバンド!
ライブのピークに必ず演奏され、ファンキーなベースラインが特徴的なアッパーチューン「K.I.K.E(ケー・アイ・ケー・イー)」や、ピアノの響きがクールなジャズファンク「スカーフとトワレ」をはじめ、6 曲を収録した待望の1st ミニEPがついにリリース! K.I.K.E!!!!!!

 

■リリース情報
SPACE SHOWER MUSIC
PECF-3193
¥1,389+税
2017/11/22 Release

レビュー執筆者:SPACE SHOWER MUSIC プロモーター 宮治 2017年のふたご座は尋常じゃなく運勢が良いはずなのですが、11月現在何もありません。平凡が一番ですね。

『days goes by』

Artist : フルカワユタカ

フルカワユタカ × TGMXという方程式の的確さ・外れなし。
バンド・DOPING PANDA解散後ソロ活動5周年、および音楽活動20周年を迎えるフルカワ。約13年ぶりにプロデュースにTGMX(FRONTIER BACKYARD)とタッグを組みシングル『days goes by』を11/8にリリース。
女性ヴォーカルにthe HIATUS / くるり等のコーラスでも活躍しているUCARY & THE VALENTINEを起用。
フルカワ自身の独特の哀愁あるコードワークとメロディーが、TGMXの音楽的でキャッチーなアレンジと絶妙に混ざり合い、2人にしか生み出せない作品になっている。女性ヴォーカルとの絡みも新鮮で爽快!
1/10にフルアルバム『Yesterday Today Tomorrow』のリリースも決定。盟友たちが参加し、周年に向けてさらに盛り上げてくれそうだ。今後の活動もぜひチェックを。

 

■リリース情報
Niw! Records
NIW136
¥1,700+税
2017/11/8 Release

レビュー執筆者:ディスクユニオン・寺島智子 日々精進。
  • new_umbro
  • banner-umbloi•ÒW—pj