今月のおすすめリリース
唯一無二のスカオティック・バンド“FEELFLIP”(ヒールフリップ)のメジャー進出第1作目のミニアルバム!
Vo./G.、7弦Ba.、Dr.、T&B Sax.で構成される5人組バンド。
今作では、攻撃力溢れるバンドサウンド、地底から鳴り響くホーンを土台に、ポップなメロディをはじめ、レゲエ、ヒップホップ等の様々なエッセンスの他、ストリングスサウンドを組み込んだ。
また、曲毎に表情の変わるドラムサウンド、もはやベースの域を越えた緩急溢れるフレーズ…挙げ始めるとキリがない程、彼らの提唱するスカオティックを全て詰め込んだ。
そこに、今作より招聘したエンジニア・川口聡氏の魔法が加わり、音の洪水のバランスを見事に描写することで更に表情豊かに彩られたスカオティックの真髄が仕上がった。
結成11年での更なる船出。その第1作目にして「道がわからない」と銘打った、彼等らしい一枚!
土足でメジャーシーンに踏み込む混沌の自信作!
結成27年目のthe pillows、20作目となるオリジナルアルバム!! 今作の核となる楽曲「カッコーの巣の下で」(配信シングルとして先行リリース)は、聴けば聴くほど離れられなくなる名曲…!
それだけではありません。アルバム全体は、ロックンロール! 疾走感も衝動もスウィートな感じも、全10曲いろんな表情のピロウズが収録されている。
加えて特筆すべきは、結成メンバーである上田健司をはじめ、鹿島達也、JIRO(GLAY)、宮川トモユキ(髭)、有江嘉典(VOLA & THE ORIENTAL MACHINE)以上5人のゲストベーシストが参加しているということ。
26年以上の活動の中、バンドの存在や曲単位では知っているものの、じっくりアルバムを聴いたことがない人も多くいると思う。そんな人達が、手にとってみるきっかけとなったらいいなあと願う作品です。
TBS系テレビ「SUPER SOCCER」4月・5月度エンディングテーマである「Wonderful Life」や名古屋グランパス 2016シーズン オフィシャルサポートソングである「Don’t Stop The Music」が収録されている今回のミニアルバム。前作『organism』までに魅せたPOPセンスや良質なメロディーにより磨きがかかり、前作からさらに様々な楽器や音色を取り入れた、よりカラフルで壮大なサウンドスケープに進化を遂げた仕上がりで、多幸感溢れた作品になっている。
歌詞にも様々な困難を経験したからこそのポジティブな想いが描かれていて、聴く者の背中を押してくれる優しさが溢れている。
日本のプログレッシブ・メタルコアバンドであるabstracts(アブストラクツ)は2014年に結成。新人にも関わらず結成直後にPeripheryのギタリスト・Mark Holcombをデビューアルバムでフィーチャリングさせてしまうなど、海外志向のセンス溢れる若手実力派バンドだ。
バンドの楽曲の全てを手掛けるのは、ギタリストのLin。若干19歳にして自身がエンドースも受けているアメリカに拠点を置く7弦ギターメーカー“Strictly 7 Guitars”より日本人初のシグネイチャーモデルが先日リリースになるなど、その実力は世界に誇るべき存在。
ジェント感ならではの深みと見事なまでのテクニカルサウンド、メリハリのあるキャッチーでメロディーを削ぎ落とすことなく練り上げられたサウンドは他のバンドと一線を画す。
そして研ぎ澄まされたサウンドの鼓動は、聴く者を作品の渦にのめり込ませ空間を漂うような世界観を作り上げる。
“生ける伝説たち”に選ばれし歌姫・平原綾香。
玉置浩二、中島みゆき、徳永英明、財津和夫…、これほどまでの作家陣が集結したアルバムは金輪際生まれることはないと思う。
その楽曲を聴けば、誰が書き下ろしたのか一耳瞭然です。
作家の個性と平原綾香の歌が愛し合うように溶け込み、織り成す名曲が10曲。
お得すぎます。