音楽メディア・フリーマガジン

今月のリリース Vol:200

今月のおすすめリリース

『夏の情事』

Artist : Monkey Majik + 吉田兄弟

2015年にバンド結成15周年を迎えるMONKEY MAJIK。今年初リリースとなる作品は通算20枚目となるシングル。「Monkey Majik+吉田兄弟」名義でコラボ! 吉田兄弟といえば、日本国内のみならず世界中で幅広く活躍中の津軽三味線の兄弟奏者。既に吉田兄弟とは、シングル『Change』(2007年4月25日発売)で一度、同名義にてコラボした実績があり、今作は2度目のコラボ作品。カップリング曲には「Change」のリミックスをFPMが担当しているのだが、羽生選手がジュニア時代にプログラムで使用していた楽曲がMONKEY MAJIKと吉田兄弟の初のコラボ曲「Change」で、双方にとってこの楽曲は実に想い出深い。そんなゆかりの深い仙台を代表する2組が先日、スケートリンクで共演を果たし話題に!
この夏、爽やかなサマーチューン「夏の情事」と氷上の話題曲「Change」2曲が収録されたMONKEY MAJIKの最新シングルを是非!

レビュー執筆者:エイベックス 宣伝 木村恵美子 渡辺俊美のお弁当エッセイが好評発売中! 夏旅のおともにぜひ!

『Wang』

Artist : 王舟

シンガーソングライター王舟、待望の1stアルバム『Wang』を7/2にリリース!
これまで2枚のCD-R作品『賛成』、『Thailand』をリリース、トクマルシューゴ主催の“Tonofon Festival”に出演するなど話題を集めてきた王舟。約3年の制作期間を経てようやく完成を迎えた今作は、王舟のホームとも言える東京・八丁堀の七針でレコーディング。自身による特徴的な歌声とギターに加えて、パーカッションや管弦楽器なども織り交ぜた多彩なサウンドが展開されています。録音はテニスコーツなどを手がける大城真が担当。レコーディングには、岸田佳也(トクマルシューゴ)、伴瀬朝彦(片想い、ホライズン山下宅配便)、潮田雄一(Quattro)ら、東京を代表するミュージシャンが多数参加。
また、リリースに伴い、7月から神戸、京都、東京、名古屋を巡るツアーも決定しています。是非お越しください。

レビュー執筆者:スペースシャワーミュージック / eninal 森 暁王 “印象派”、6/25に2ndミニアルバム『(not)NUCLEAR LOVE (or affection)※かくれんぼ』をリリース。

『Black Rail』

Artist : MY FIRST STORY

若きモンスターロックバンド・MY FIRST STORYが2ndシングルをDROP!!
前作のリリースツアー、そして4バンドスプリットアルバム『BONEDS』のツアーを経て、辿り着いた彼らの最新作がヤバい! 圧倒的なサウンドと様々な展開で魅了し、また歌詞にも注目してほしい「Black Rail」、そして、まさにライブの光景が浮かぶ「FAKE」、さらにはHiroのボーカルアプローチに心を奪われる「Love letter」と、シングルながらも多彩な仕上がりは、彼らだからこそできること。
さらにネクストレベルへと駆け上がった今作を、是非その耳で聴き、ライブで全てを感じていただきたい!!

レビュー執筆者:JMSなかむら

『Yuki Kajiura LIVE vol.#11 FictionJunction YUUKA 2days Special 2014.02.08~09 中野サンプラザ』

Artist : FictionJunction YUUKA

現在放送中のNHK連続テレビ小説「花子とアン」の音楽も手掛けるマルチ音楽コンポーザー梶浦由記のソロユニット“FictionJunction YUUKA” の楽曲を全曲収録したLIVE盤Blu-ray。
「機動戦士ガンダムSEED」などに提供した楽曲で多大なる人気を得たFictionJunction YUUKAの10年間が凝縮された圧巻のライブパフォーマンスをハイクオリティな音楽と映像で楽しめる作品です。

レビュー執筆者:フライングドッグ 近藤真理子 梶浦由記・FictionJunctionを始め、攻殻機動隊ARISEの音楽宣伝を担当。現在劇場上映中・『攻殻機動隊ARISE border : 3 Ghost Tears』EDテーマ「Heart Grenade」 / ショーン レノン コーネリアス宜しくお願いします。

『鬱くしい国』

Artist : アーバンギャルド

二十一世紀東京生まれの「トラウマテクノポップ」バンド、アーバンギャルドの新作!
アートワークには、松永天馬が惚れ込んでいる現代美術家・会田誠の作品『群娘図'97』の一部を使用。ゲスト「語り手」として筋肉少女帯の大槻ケンヂが参加。まさにサブカルの要素が集まった一枚!!

レビュー執筆者:徳間ジャパンコミュニケーションズ 北 龍太郎 娘二人の父親。最近感動したことは、4歳の娘ときゃりーぱみゅぱみゅのライブに行って全力で楽しんでいる娘を横目で見て泣きそうになった。

『狂想演奏家』

Artist : LACCO TOWER

ミニアルバム『続・短編傷説』発表から1年。LACCO TOWER史上、最高の完成度でドロップされる待望のオリジナルフルアルバム『狂想演奏家』。
G.細川大介が正式加入後初のフルアルバムは、探し求めていたJAPAN ROCKの山頂に遂に辿り着いたかのような意欲的超大作。サウンドプロデュースのKey.真一ジェットの変幻自在なトラックメイクは、Vo.松川ケイスケの言葉をどこまでも遠く深いところへ運び、バンドが潜在的に持つ音楽IQの高さと融合し、自身の想像をも遥かに超えた高みに到達した。
自らを「狂想演奏家」と名乗る、その自信に満ちた全10曲の奇跡がつまった金字塔的名盤。初にして、最強のオリジナルフルアルバム。必聴!

レビュー執筆者:JMSなかむら

『Girls Pop’n Party -Idol Parade Neo-』

Artist : V.A.

「全国あいどるmap」企画監修者である山村哲也氏と、都内でアイドルイベントを次々仕掛けるフジモリダイスケ氏監修によるローカルで活動する全国13のアイドルのオリジナル曲を集めたコンピCD。楽曲のクオリティはすべて高く、現在のローカルアイドルの勢いがいかに凄いかわかってもらえるかと。
アイドルファンならずともロックやポップスしか聴かないとおっしゃる方でも楽しめると思います。「あまり注意してなかったけど、なんだかアイドルが元気だよね」てな感じの軽い興味を惹かれている人もぜひ。それは今回の選曲をした監修のお二人も、そして僕も一つのジャンルに拘束される人間ではなく、むしろ何でもあり、な人間ですので。だからこそ現在のアイドルポップソングを知って惹かれたんですよね。いい意味で「なんでもあり」、なんです。ちなみに石田ショーキチさんプロデュース作やBase Ball Bear小出氏が高評価、てなアイドルも収録されてたりしますよ。

レビュー執筆者:フカミ マドカ すみません、ジャングルライフのネットのほうの連載が全く滞っておりまして。いや、したくないわけじゃないんですが、ね、仕事がね、レコード会社のディレクターになってしまいまして。いや、言い訳じゃないんすよ。

『☆』

Artist : 佐藤聡美

これが聡美ロックだ! TVアニメ「けいおん!」の田井中律役などでお馴染みの声優・佐藤聡美による1stミニアルバム『☆(読み:スター)』が発売。楽曲提供を森昌行(locofrank)、安野勇太(Hawaiian6)、エンドウ.(GEEKS)、そして演奏をピエール中野(凛として時雨)など、数々の著名バンドマンが参加しているこの作品は、言うまでもなくロックでパンクなナンバーが揃っている。安野が担当した「魔法のようなもの」は、かつてのHawaiian6の名曲「MAGIC」の面影をみせる爽快なメロディーが心地よい。夜中にコンビニでお菓子を買うストーリーが描かれた「sweet! sweet!! sweet!!!」は、ステージでバンマスも務めるエンドウ.の遊び心と、佐藤のガーリーな高音ボイスがはじけて夏を感じさせる。「White Canvas」は森が作詞・作曲を、演奏をlocofrankメンバーが担当。西海岸をテーマに撮影されたジャケットデザインの通り、海辺のドライブでかけたい一枚だ。パッケージにはステッカー封入。7月からは自身初のツアーを東名阪で開催。

レビュー執筆者:キングレコード / スターチャイルドレコード 羽村萌 佐藤聡美、かなでももこ、カスタマイZなどアニソン、声優アーティストの宣伝を担当。今年はどこの夏フェスに行こうか真剣に悩んでます。

『Greatest Hits』

Artist : 9mm Parabellum Bullet

はい、いよいよ来ちゃいましたよ。9mm Parabellum Bulletのベストアルバム! 結成10周年を記念して、出しちゃいます。ベストアルバム。
改めて聴き直して思うのは、9mm Parabellum Bulletってやっぱすごいってこと。変わらない良さと、進化していく広がり。『Greatest Hits』は時代順に全シングル・EP表題曲を並べているだけなのだけれど、この1枚で9㎜が分かるし、もっと9㎜を好きになる。
さらに初回限定生産盤にはライブ音源ベストも。こちらは2007年のライブから2014年のライブまで、それぞれの時代の9㎜のライブの音がそのまま詰まってます。
このベストアルバムで初めて9㎜を知るアナタには、期間限定スペシャルプライス盤がオススメ! なんといっても1,999円! このアルバムを聴いてくれれば、きっとアナタにとっても「9」という数字が、とても意味のある数字に見えてくるはず。

レビュー執筆者:EMI RECORDS宣伝本部 オオトモ 邦ロックと宇多田ヒカルをこよなく愛する金髪腐女子。日夜マンキツにて新しい音楽と新しい漫画を探す毎日。

『Wonderful Life』

Artist : KNOCK OUT MONKEY

2月に1stアルバム『INPUT ∝ OUTPUT』をリリースをしたばかりのKNOCK OUT MONKEYより、バンドが得意とする“真夏” をテーマにした爽快ソングが届きました! 7月に湘南で行われる日本一のサーフィンの大会、「MURASAKI SPORTS PRESENTS SHONAN OPEN 2014」イメージソングにも決定した今作、夏を満喫するならこの1枚をオススメします!!
8/20には2ヶ月連続リリースの第2弾『Greed』(読売テレビ・日本テレビ系全国ネット土曜よる6:00放送「名探偵コナン」オープニングテーマ)も発売されます。KOMの最新作で楽しい夏を過ごしてみてはいかがでしょうか!?

レビュー執筆者:峯松 亮 某大手レコード店勤務を経て株式会社ビーイング第1宣伝部に所属。

『I WANNA EAT CHAOS』

Artist : HERE

数々のバンドマン達に愛され、伝説になりかけたバンド“インビシブルマンズデスベッド”のメンバーから成る4ピースバンド、“HERE(ヒアー)”。今アルバムは彼らの魅力でもあるライブの過剰な熱をそのままCDに閉じ込めた初の全国流通盤。暑苦しいハイテンションボーカルに、歪み歌うツインギター、怒濤に押し寄せるリズムの波、パッション溢れる…いや、溢れすぎる11曲。
しかし気づけば、コール&レスポンスしている、知らなかった事が損していた気になる、欲している、虜になっている、まさに「アモーレ」愛しくなる…。
レコ発ツアー“MADE IN CHAOS”を6月末より開催中。さぁ、カオティック歌劇の幕開けだ! HEREと共に混沌共鳴しようじゃないか!

レビュー執筆者:古賀友佳子 Sazanga Records宣伝担当。元某レコ店店員。元某レコード会社勤務。東京の街に出てきました。 あい変わらずわけの解らない事言ってます。

『青春レゲエ・パート2』

Artist : Tico&icchie

『青春レゲエ』このたび、アタクシが紹介をさせて頂きやす。まず“リトルテンポ”のTicoさんと“デタミネーションズ”のicchieさんという日本レゲエ界最強のプロデュースチームによるものということで、ただの『青春』と『レゲエ』をテーマにした作品でないことはわかっていただけると思いやす。このお二人がとりあげている楽曲はすべてカヴァーになるのでやすが、レゲエのクラシックとかではなく、甘酸っぱい日本の大名曲達(赤いスイートピー、DOWN TOWN、ナウシカ~)となっているのでやすから、そのケミストリーに期待しちゃう方は少なくないはずでございやすね?
更に楽曲毎にシンガーが参加しているでやすが、ハナレグミさん、中納良恵さん、畠山美由紀さん、さらにはゼルダのサヨコさんの娘さんアリワさんなど豪華絢爛でやす。
更に更にイラストは水森亜土さん(あどちゃん)によるもの、ううっ甘酸っぱい、そしてノスタルジィ。

レビュー執筆者:細谷秀仁(スペースシャワーミュージック / HOTEL HOSOYA主催者)

『clepsydra』

Artist : chouchou merged syrups.

まずはバンド紹介から。2010年結成。川戸(Vo./G.)を紅一点に迎えた4ピースバンド。結成からひたすら音楽性を磨き続け2年。満を持して残響recordから放たれた1stミニアルバムは各方面から高評価を獲得。前作に続き、cinema staffの三島氏をプロデューサーに迎え、より多彩に進化した『clepsydra』を発表。次の項目に1つでも当てはまったらYouTubeからでも、一度聴いてみて下さい!
●女性ボーカル好き(ただ、彼女のオーラは他とは一線を画してます)。●ポストロック、オルタナ、エモが好き。●変拍子も好き。リズムで聴くのが好き。●激しいだけじゃなく、繊細なギターも好き。●「さわやか」よりミステリアスでダークな雰囲気が好き。●ヒリヒリとした緊張感を求めている。●1人ライブも平気で行けちゃう。●好きな色は寒色系(ブルー等)。●長く聴ける作品を探している。
どうでしたか? 「唯一無二の世界観!」とは軽々しく言いません。是非、貴方が判断して下さい!

レビュー執筆者:残響shop 山口 自身の直感で音楽を選ぶ! アーティスト、作品名など、全ての情報を隠して試聴する「ブラインド試聴」が好評! 新しく、そして思わぬ音楽との出会いを約束します! 皆さん、是非遊びに来て下さい!

『THE BEST(“Red”/“Blue”)』

Artist : Kalafina

梶浦由記プロデュースによる女性3人組コーラスグループ。2008年デビュー以後、リリースするアルバム作品が全てオリコンTOP10入りしたKalafinaが満を持してのベストアルバム発売! デビュー曲である劇場版『空の境界』主題歌「oblivious」から、劇場版『魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語』主題歌の最新シングル「君の銀の庭」まで、数多くのタイアップ曲や代表曲を収録。壮大なサウンドや3人の緻密なコーラスワークが独特な世界観を作り上げている。
そんなKalafinaの歴史や世界観を紐とき、全貌を明らかにするベストアルバム。初めての人はもちろん、新曲も収録されているのでファンの人も含め、全員必聴の内容となっている。キミはKalafinaの歌声を聴いたか?

レビュー執筆者:SMEレコーズ販売促進部 光永太郎 4月に入社した新入社員。ビートルズをこよなく愛し、ワールドカップで盛り上がる世間の中、スーツを着用して毎日バッキバッキに頑張ります!

『進撃』

Artist : MONSTER大陸

正真正銘、本物で本気のブルースロックバンド、MONSTER大陸の3rdアルバム。
昨年2月のデビューアルバム発売から、わずか1年半足らずで早くも3枚目のフルアルバムが完成。
今作は、ルーツのブルースは一切ブレることなく、ロック、R&B、ガレージ、プログレッシブをゴクっと飲み込んだ日本語ロックンロール。
今後の日本の新たな音楽シーンを担うバンドとなる、序章の始まり。
音楽の原点ってなんだろう、音楽のおもしろさってなんだっけ、と思わせてくれる。
今夏は日本各地のフェスに出演決定。
ハーモニカ、こんなに色んな音が出るなんて、びっくりするはず。
ぐつぐつ沸いてくる、たまらない疾走感をぜひライブでも体感してください。

レビュー執筆者:apart.RECORDS 千葉知美 北海道出身の白熊好き。ロックが血となり肉となる。
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