今月のおすすめリリース
言わずと知れているが知らない奴も山ほどいるだろうチリ毛ボーカリスト、佐川。コピー機を売るために甲府の街を練り歩くギタリスト和田。ちゃんと弾ける方のギタリスト中山。酒癖が震えるほど悪いベーシスト秋山。後輩が意思とは関係なく背筋が伸びきってしまうと言われる甲府エンペラードラマー雨宮からなる山梨県は甲府市の5人組ファストコアバンド。
1曲目から18曲目までの爆走感は非常にここちよい。歌詞の日本語訳を1曲紹介させてもらいたい。
「ブッ飛ばしたいんだ/だけど前の車が遅すぎる/あの車は女が運転してる/邪魔だ! 邪魔だ! のろのろ走るな!/女の運転が大嫌い/信号無視をしてやろう/軽自動車が大嫌い/パトカーより速く走る/遅い車には乗らない」
作詞者の日々のストレスをぶちまけた秀作だ。
前野健太、約2年ぶりのオリジナルアルバム!
収録される楽曲はライヴですでに披露されている「国歌コーラン節」「東京2011」のほか、タイトル曲「オレらは肉の歩く朝」、そして代表曲のひとつ「東京の空」など全12曲が収められています。
ゲストには、プロデュースおよび録音・ミックスを手掛けたジム・オルークをはじめ、石橋英子、須藤俊明、pop鈴木、大久保日向、吉田悠樹、波多野敦子、山本達久らが参加。
また、このアルバムを引っ提げた全国ツアーを2013年3/23(土)の札幌Sound Crueを皮切りに、ツアー最終公演となる4/21(日)の東京・恵比寿LIQUIDROOMまで行ないます。スケジュールやチケットの詳細は後日発表。
なお、前野にとって初のシングル『東京2011』は、12/12(水)にタワーレコード限定でリリースされております!
2013年1月より、3カ月連続・自主企画イベント“EAST-WEST”を行うザ・ビートモーターズ! 東京&大阪の2カ所開催、各公演ゲストを迎えての企画という事で、どんなライブを見せつけてくれるのか!? 期待が高まる〜! という事で、ライブの予習を兼ねて最新アルバムを紹介! 1曲目の「星に願いを」がメロウにスタートし、どんどん盛り上がるかと思うと2曲目の「時代」で爆発! この「アルバムが始まるワクワク感」が最高! M-4「恋をする」やM-7「夕方のチャイム」の、男くさいのに、センチメンタルなメロディー&歌詞に心が締め付けられ、ハープが印象的なM-6「テルミーティーチャーブルース」で何も考えずに体を揺らしたい! M-11「ギター」のギターソロに酔いしれて、M-5の「ア・イ・ド・ル」を一緒に歌いたい!! って自分のライブの楽しみ方紹介になってしまってる! すみません! でも、ほんとライブ素晴らしいんで、是非“EAST-WEST”に遊びに来て下さい! 4649!
この冬にぴったり!!! “哀愁漂うメロディック・エレクトロニカ”、花とワルツ。の1stミニアルバムです。電子音楽なのにすごくあったかいので、こたつとみかんを用意してチェックしてみてください。
花とワルツ。は、山﨑夕輝(Vo./Syn./Prog.)と、佐藤祐輔(G./Syn./VJ)の2人からなる、エレクトロニカ・ユニットです。心にジーンと響くメロディーライン、流線的なギターリフが特徴です。
『In Lights』のM-5「hole」は、iTunes Movieで佐藤が制作した映像も配信しています。ライヴでは映像を使ったステージングで、ライブハウスが映画館のようになります。みなさん、ライブもお勧めですよー!
詳細はこちらへ → http://flowerandwaltz.com
九州震撼の処女作が遂にリリース! 2010年12月に福岡で結成。心に沁み透る楽曲と、ライブでの圧倒的な存在感が口コミで広がり、昨年3月の初ワンマンはデビュー前にも関わらずSOLD OUT。昨年夏には初の九州全県ツアーを大盛況に終えた。
今作はプロデューサーに根岸孝旨氏、會田茂一氏を迎え、田渕ひさ子氏、斉藤裕樹氏がギター参加など豪華な共演も。始まった途端に吸い込まれるような楽曲、心地よい楽器隊に、凛としたVo.渚の歌声で意味深な歌詞もスッと入ってくる。五感に訴える凝らしたライブも必見!! 1/13(日)下北沢CLUB Que ロックの夜明けpresents 他東名阪で開催!
HOWLING GUITARが遂に4枚目となる新作を叩きつけた。1995年結成、過去3枚のアルバムをP-VINEよりリリースし、テキサス/オースチンで開催されるSXSWに2度の出演を果たす。同じくテキサスにて2枚のアルバムレコーディングを成し遂げ、多数の海外インディーズバンドのサポート共演等、アンダーグラウンドなライブシーンで活躍をしているヤツら。PUNK、HARDCORE、R&R等が混合油となり爆発するヤツらの野蛮で生々しいサウンドが今作には詰め込まれている。JOHNNY THUNDERS、STOOGES、MC5、村八分や外道などのサウンドにピンとくるアンタはHOWLING GUITARのサウンドにやられるハズだぜ。
そう、ヤツらはクロスロードで悪魔を喰らって魂を売り渡す事無くBLUESを奪い取った。1958年製の黄色い悪魔が吠え、吐き気がする程ロマンチックな轟音を撒き散らす。それが今作『悪魔とおどれ』。アンタらも爆音でコイツを聴いて、悪魔とおどれ! 悪魔をくらえ!
地元・新潟を拠点に音楽活動を続けている、シンガーソングライター、笹川美和。
年明け早々にリリースするミニアルバム『都会の灯』(まちのあかり)は、とにかく歌詞がリアル! 歌詞をみて「こういう気持ち、分かる!」という方は献身的な女性なんじゃないかしら…と思うほど。季節的にも凄くピッタリはまる曲なので是非、一度聴いてみてくださいね♪
また、ツアーも決定しました! 今回は、東京、新潟、大阪!
“笹川美和 TOUR 2013 都会の灯”
3/10(日) 大阪umeda AKASO
3/15(金) 東京ヤマハホール
3/23(土) 新潟ユニゾンプラザ 多目的ホール
ライブもぜひ! お越しくださいませ。
札幌のディーバ、水玉よしこ率いる水玉さがしの4thフルアルバム、出ました。不思議ちゃんみたいなバンド名ですが、全然そんな人達ではなく、ジャズロック、プログレ、ボサノバ、ソウル、昭和歌謡…とものすごい広い振幅の音楽性を持った5人組バンドです。
せつなく琴線を揺さぶる極上のメロディラインを歌い上げるヴォーカルはホントに鳥肌もので、その裏で、各パートがかなり普通じゃないアレンジで色んな事をやっており、はっきりいって無名地方バンドだとタカをくくっているとびっくりするクオリティです。ホンモノですよ、このバンド。全11曲、トータル52分と、いうことないボリュームです。買って絶対に損はさせませんから。
mouse on the keys 川崎 昭、二階堂和美、サカナクション 草刈愛美などから絶賛を受けた3rdアルバム『frozen』も最高なので、こちらもぜひ聴いてみてください。
トレードマークだったアフロを引退して出したこのアルバム。彼らがこれからやりたい事がつまった一枚になっています。今までの“鶴”がなくなる訳ではなく、パワーアップした“鶴”になる為の引退。ぜひ、おススメしたい1枚です。
そして、このアルバムのリリースツアーのファイナルが大阪であります! 2013/1/5(土)・6(日)、場所は梅田クラブクアトロです! この2日間は被り曲なしのセットリストになります。この2日間で彼らが伝えたい事がわかる! ぜひ確かめに来て下さい。お待ちしております!
BAND俺屋(Vo.三代目魚武濱田成夫、G.藤沼伸一、Sax.甲田ヤングコーン伸太郎、Ba.藤井裕、Dr.ザ・ミエダタクヤ)が1stアルバムを遂にリリースする。そして現在は、早くも2ndアルバムのレコーディング中。
これまでの活動は不定期にたまにライブをやるのみという超マイペースな活動。ここへ来て急に精力的な活動と思われそうだが、特別何かを企んでる訳でもなく。作りたいものが出来たから作るというただそれだけ。ある意味バンド本来の姿、理想的な活動です。これだけ我の強いメンバーが集まって、自分達のやりたい事だけをやっているんだから説得力が違う。
このアルバム聴き終わった後には子供の頃に買ったレコード聴いて夢や希望を見れたり、なんか出来そうな気がするっていうあの感覚になれますよ。大人だって何歳になっても、そんな感覚持ち続けていたいですね。