今月のおすすめリリース
東京を拠点に活動する4人組による、前作2ndミニアルバムから約2年振りの新作ミニアルバム。サウンドはもとより活動からアートワークに至るまで、その端々から感じるのは、パンクロックが好きでスケートが好きでそのカルチャーが大好きでたまらないっていう衝動。小手先でソレっぽいことをやるだけの器用なバンドより数百倍カッコイイし、突き動かされて鳴らす音こそがそのバンドにしか出せないオリジナリティなのでは。
暴力性を帯びていった80年代USハードコアのアンチテーゼとして所謂メロディック・パンクが生まれたのだとすれば云々…だとかって、この下手なレビューも「メンドクセーw」と笑い飛ばしながら駆け抜けるかのようなラフでファストでキャッチーな全7曲。汗だくのスタジオ・ライヴでぜひ観てみたい。
全室完備。そこが見えない。という、まるで意味不明のキャッチコピーとともにリリースされるオウガのニューアルバムです。いわゆるレコード会社が宣伝資料に書く、「待望の!」とか「珠 玉の!」だったり、「~~~な名盤!!」みたいな、安い売り言葉では到底説明がつかない、物凄いことになっております。なので、宣伝資料にはキャッコピー以外何も書きませんでした。聴いてくれる人それぞれが、それぞれの感性で聴いて、「うわっ! 何じゃこりゃあ~」とか「オウガの新譜、爆笑!」とか、「素晴 らしい完成度!」などつぶやいてくれればと思います。とりあえず、買ってください。
昨年の夏、カラフルでスウィートな80'sディスコ風味をふんだんに取り込んだ、アーバン・ダンス・ミュージックで、各方面で話題となった傑作1stアルバム『Melodies Memories』をリリース、そして七尾旅人×やけのはら『Rollin' Rollin'』のサウンドマンとして注目を浴びたドリアン待望のニューアルバム!
今年も夏の訪れと共に、より一層の輝きを放つフルーツの王様が帰ってきました。前作同様共同プロデューサーにやけのはらを迎えた新作は“ミスター・トロピカル・ディスコ”としての魅力を放ちつつも、多くの現場で出合う様々な音楽性を吸収し、見事に進化したドリアン・サウンドが完成! 「LUX Super Rich」TV-CF曲のニュー・バージョンとしてOA中のリード曲は一十三十一がVo.参加。青春の一時を思い出させるような甘酸っぱく、壮大なダンス・ナンバーをこの夏是非!
EMIミュージック・スタッフOと申します。今月からはワタクシがお相手させて頂きます。以後お見知りおきを(前任・村井ですが、“卒業”ではなく“作者取材”のため、無期限お休みとさせて頂きます)。
恐縮ながら、少し身の丈を。新宿は歌舞伎町生まれの20代男子。赤坂で『ハイスクール奇面組』の一堂くんを見つけたら、それはワタクシです。
さて、ストレイテナーのニューアルバム。1曲目から挨拶代わりのテナーサウンド。細かいひねりは必要ないですね、うん。1→2曲目の途切れ無い連続感に、序盤から一気に持っていかれますので要注意。『STRAIGHTENER』の名を冠するに相応しい1枚だと思います。間違いなく。
今夏もツアー、フェス、そしてメンバーそれぞれの活動と盛りだくさん。不条理・矛盾がはびこる今日此の頃。この夏はひとつ、ねじ曲がった世の中を彼等に“straighten”してもらいましょう。それでは、ドロン。
スタッフO(EMIミュージック・ジャパン)
EMIにて邦楽プロモーターと代表取“乱”役を兼任。
濱本大輔(赤犬/Dr.)×藤井学(ex.The Miceteeth/Key.)×次松大助(ex.The Miceteeth/Syn.)によるインスト・トリオ、マンハッタン。待望の1stアルバム『Far Trance』が遂にドロップ。間違いのないプレイヤーによる間違いのない音楽です。
The RootsのクエストラヴのプロジェクトTHE PHILADELPHIA EXPERIMENTを彷彿とさせるブラックでプリミティブなリズムとアーバンなグルーヴ。そこに注入された浪速のエッセンス。彼等の音楽が大阪の土壌から生まれて、赤犬と元マイスティースのメンバーからなるユニットであるということが愉快に思えてなりません。
Around 30世代は必聴、ライブ必見!! 今後の彼等にご注目ください。
スカパラの茂木欣一(Dr./Vo.)、加藤隆志(G.)とFISHMANS/OTOUTAの柏原譲(Ba.)の3ピースバンド、So many tears。
8/3に全国のタワーレコード限定でシングル『「(don't let go of your)PRECIOUS/Lazy Midnight Hour』がリリースされる! モノクロページだと分かりにくいかもしれませんが、黄色いジャケットも素敵!
この夏にはRISING SUN ROCK FESTIVAL 2011 in EZOにも出演!! そして、9/7にはデビューアルバム『So many tears』もリリース♪
レコ発で9/12(月)に東京・渋谷WWW、9/14(水)に大阪・心斎橋JANUSでライブもあるので是非チェックしてみてね♪
2010年11月秋、ツアー先の名古屋でリーダー傷彦(Vo./G.)が脳腫瘍で倒れ活動休止を余儀なくされたザ・キャプテンズ。そして今年、脳腫瘍摘出手術により無事生還を果たした。
記念すべき10周年の今年、彼らの歴史を垣間みれるDVDがリリースされる。その名も『THE CAPTAINS LIVE ANTHOLOGY』。
2001年秋、杜の都仙台に突如現れた5人組(結成当初はキーボード担当の豊かが在籍)は瞬く間に仙台、そして全国のライブハウスシーンに名を馳せた。この10年間の軌跡をファーストライブから綴った、ライブから見る歴史を初公開!!
初期ライブ恒例だったヒザシ(G.)とテッド(Ba.)の超シュールなコントを収録した特典映像も必見!
そして、2011年10/30、東京キネマ倶楽部にて華麗なる復活を果たす。
あのMIKEY JOJO ATTACKが本作『NEON』で全国デビュー!
ソロとして独特の世界観を表現してきたMIKEY JOJO ATTACKですが、本作品ではサポートミュージシャンを迎え入れバンドアレンジで新たに生まれ変わった作品も収録されており昔からのファンは「こんなMIKEY JOJO ATTACKのサウンド聞いたことない!!!!! 」と新鮮な気持ちになれるはず!
しかし、彼の原点でもある「アコースティックギター」と「歌」を存分に楽しめる作品もしっかり収録されていますのでご安心を。
80年代AORを匂わせるアレンジからシューゲイザーバンドを思わせるシーンまで、そんなバラエティー豊かな本作品は初めて聞いた人でもMIKEY JOJO ATTACKの世界観に魅了させること間違いなし!!
バンド結成当時から何度も作っては壊したというこの楽曲。「叫んでも壊しても満たせないものがあるな」と、一節が主張するように、25歳になった彼らが、たくさんの思いと期待、葛藤、そしてデビュー2年間の貴重な経験を蓄え再構築をした「今」が詰まった作品です。今年から様々なミュージシャンとセッションライヴを重ね一回りフトくなったPragueが、今作にはパーカッションを加え、独特かつ上質なグルーヴを生み出しました。
など…私自身、書ききれないくらいの思いがありますので、まずはこの「バランスドール」を純粋に聴いて頂きたい! ですね。11月に初の全国ツアーも決定! 全国の皆さま、是非ライヴ会場に遊びに来て下さい!
☆7月からテレビ東京系アニメーション「銀魂」のエンディングテーマとして「バランスドール」絶賛オンエア中!
Vo./G.柴田隆、Ba.梅津拓也、Dr.酒田耕慈からなる3ピースバンド「忘れらんねえよ」。
汗と涙と借金まみれ。
それでも、世界を変えたいんだ。
プロフィールにそんな言葉を掲げる彼らのファーストへたれシングル「CからはじまるABC」聴かなきゃしらねえよ!
恋や仕事や生活に正々堂々勝負して負け続ける男たちを、全肯定したい。
という彼らの歌詞は本当に素直で、ここ最近にないくらいド・ストレート!! そして、ホントにピュアなんです!! 聴けば元気になること間違いなし! もしくは笑っちゃうかも。。。
こんなへたれな彼らの事が少しでも気になった方は、間違っちゃいねえよ!