黒人音楽をルーツとした果てしなくファンキーでソウルフルな楽曲を、黒人としか思えないただの日本人Vo.FFEEが魂込めて歌い上げる、非常に好感の持てるバンド。涙流してもどうにもならないことが溢れている世の中で、ALL SWAMPSを聴くと今日より明日が少しだけハッピーになれる。
11/19に行われた初ワンマンライブを大成功に終えたものの、その3週間後に2/24の心斎橋club☆jungleでのワンマンライブをもってして突然の活動休止発表。ここに至るまで本当にいろんなことがありました。もっと早くに活動を休止するという選択肢もありましたが、最後にどうしても渾身のアルバムを作りたいという決然とした願いがあり、ラストアルバムをリリースしてから休止という選択をとり、制作に入りました。
そしてそれがこの『WHAT A WONDERFUL LIFE!』。実に2年ぶりのニューアルバム。この2年間溜めに溜め込んだエネルギーと、活動4年半のすべてを詰め込んだ最高傑作です。
「バーボン・ストリート」をはじめとするライブでの常連ナンバーから、「大人の事情」・「CAT BACK」といったファンキーチューン。関西・関東で活動する劇団、ステージタイガーの演目『協走組曲』のために書いた「いつか、晴れた日に」、そしてこの4年半の思いを詰め込んで書き下ろした殺人的名曲「昨日の夢の話をしよう」などの未発表曲の数々。ゲストミュージシャンも多数参加。ジャケットデザインは新進気鋭の若き天才デザイナーchasuke。
もはや殺人的名曲のオンパレードにして、殺人的名盤です。iTunesでも配信予定。ALL SWAMPSは活動を休止しますが、このアルバムをはじめとするALL SWAMPSの音楽がずっとみんなの心の中に残っていってくれたら本当に嬉しく思います。2/24ラストワンマンでみんなと一緒に歌えたらなと思います。
Ba.パッシュ