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MUGWUMPS / Hola, Quota!

コイケヒロユキ(Vo./G.)、シンムラヨシタカ(Vo./Ba.)、クロサワコウゾウ(Dr.)により2004年に結成。2008年にINYA FACEよりデビューアルバム『At Pop Speed』を発売、そして堀江博久氏(PUPA、the HIATUS、Billy No Mates)のプロデュースの元、2ndフルアルバム『Hola, Quota!』を完成!

みんな好きなアルバムってある? 僕は沢山ある。みんなの基準はなんだろう、とたまに思う。よく“捨て曲なし!”が売り文句なアルバムってあるでしょう。それも良いと思うけど僕はそうじゃないんだよな。疲れちゃう、そういうアルバム聴いてると。“オラー!”みたいな曲のあとも“ウラー!”みたいのが続くから。というか捨て曲って言い方も微妙だな。誰も本当の意味での捨て曲なんて、アルバムに収録しないわ。
夢中になったバンドって最初は大抵シングル曲を好きになって、それからファン歴が深まるとアルバムの最後から2曲目、とかカップリングの曲、とか好きな曲が段々マニアックになってくでしょ。それから進展してあの曲のあのギターのフレーズとか、より細かくなってくじゃない。その時にいわゆる“捨て曲”がバンドとして大事になってくると思うんだよね。その“捨て曲”が面白いか面白くないかが、僕の中で結構重要。バンドの素性というか、すっぴんが見れる気がしてわくわくするの。
そういうアルバム、周りでは見なくなった気もして、『Hola, Quota!』はそういう“捨て曲”が入ったの作りたいな、という裏コンセプトもあった。誤解しないで欲しいのは、どの曲も本気で作ったし、録音したよ。ただ、前ならこんなの収録するの? みたいのも入れた。大正解だったと思うんだ~。皆さんも同じ風に思ったら、ますます大正解。『Hola, Quota!』、永く皆さんに愛されるアルバムになってね。

Vo./G.コイケヒロユキ

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