アルバムを作る際には必ずテーマを設けることにしています。今回は予てより興味を抱いていた宇宙をテーマとし、様々な文献データを通して情報を収集、あるいはJAXAなどの施設を訪問し、そこで自分がなにを得て、なにを感じ、なにを導き出すか、という作業を繰り返してきました。このアルバムで最も伝えたかったことは、なぜこの世があり、この膨大な宇宙という空間の中で、なぜここに自分が存在するのか、そこに答えはないが、しかし存在意義を感じる瞬間はある、ということです。
本作はシュノーケルにとって4枚目のアルバムとなります。
4枚目にして僕らはいよいよ覚醒しました。あらゆる要素において確信を持ち、隅々まで狙いを定めて、本作を完成させました。CDを開いて頂ければ、その意味は伝わると思います。言葉、メロディ、演奏、音はもちろん、ベース香葉村が施したアートワークなど、すべてにおいて高いモチベーションで臨み、自信に満ちた力強さで訴え掛ける本作は、自分達の歴史において最高傑作であり、また、この世において価値の高い作品であると、自負しています。
Vo./G.西村晋弥
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