青春に密接なキーワードとしてまず思い浮かぶのは「恋愛」や「友情」だけど、その根底にあるのは「生死」。
この時代の若者と呼ばれる一人として、「死にたい」という言葉をSNSなんかで簡単に呟けてしまうことで、「死」がとても身近なものになってしまっていると感じてきました。
メジャーデビューというきっかけで僕らの声がより多くの人に届くようになるならば、ありふれた「死」を上回るくらい、「生きる」という言葉を吐いていきたいなと。
僕は辛いときに寄り添ってもらったり音楽に生かされてきたので、そういう音楽の持つ力を繋いでいけるバンドマンになるという決意も込めました。
そしてSUPER BEAVERの言葉と音楽と経験に憧れ、背中を追い続けた僕にとって、プロデューサーを柳沢亮太さんに務めていただけたことは、夢のような出来事でした。
やなぎさんが音楽と向き合うときの目の輝きや経験値をそばで見せていただいた制作期間は、メジャーへ行く不安を忘れるくらい、素晴らしいものでした。
間違いなく、僕らの「青春のすべて」が詰まっています。
Vo./G. 山内彰馬