「Speaking」
話をすること。それは当たり前の様で、簡単な様で、当たり前ではなく難しい事。
現代実際あなたは今、何と話をしているだろうか
何に何が届いているだろうか。
記憶に残そうとせずにフォルダに保存をし
相手の顔色を伺わずに送信をし
独り言のようにツラツラと言葉を綴り発信し
情報や知識だけが増えてゆくこの世の中で
なにが大事で なにが温かいものなのかわからない人が増えてゆく
近くで見ていても とても情けなく
とても寂しく、近い未来を考えるだけで胸が苦しくなる。
でもその群れの中に 僕は居て。
寂しさを抱く貴方も居る。
僕らが培ってきたものは理屈なのか
地位なのか、周りの目なのか。
その抱く感情を全て口にして吐けばいい
それによって人に嫌われようが 笑われようが
貴方は一歩踏み出す。
真顔でボヤいた感情の無い独り言も色を取り戻す。
そこから始めればいい。
無責任かもしれないが なにかを振り出しに戻す
そんな一枚になった気がする。
僕は人間が好きだ。
Vo./G.大森元貴