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カトキット / 『雨ニモマケル手帳』

サビで一つの言葉をループさせることでのキャッチーさや言葉詰め込み系歌詞で奇抜なワードを放り込む。結局全体通して何が言いたいのか分からないイマドキの曲がJ-POP、インディーズシーンには多く存在すると感じています。
心の奥底の自分でも気づかなかったような感情に気づかされる。丸裸にされた気分になって、敗北に似た涙が流れる。心に響く曲っていうのは、そういう物だと信じています。そしてまた、言葉の威力を信じています。
カトキット初の全国流通盤となる『雨ニモマケル手帳』は、全曲ポップチューンでありながら、不条理な世の中に対する鬱憤や、膝間付いてしまう程の愛しさや、ヒル状になって脳を這う孤独も、全て表現しました。聴き馴染みのいいポップソングという殻に包み込んで、つまらない世界に投げつけた一枚です。
エレクトロサウンドに高揚するのに、胸が痛い。そんな新しい感覚に出会って頂きたい。そして一人遠回りして歩いて帰る夜に、ヘッドフォンからそっと寄り添う存在でありたいと願います。あなたの再生回数ランキングを塗り替える自信があります。ぜひ御一聴ください!

Vo.あっけ

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