「ナーバスパーティ」という言葉を思いついたのは3年前です。ずっと頭の中に残っていたので、やっとアルバム名となって頭から出て行ってくれたのでスッキリしました。今回アルバムを製作するにあたり“素直な実感の入った歌詞にしたいな”と思いました。作詞しながら胸に手を当てて、これは素直か? これは実感入ってるか? と自分に問い、嘘っぽい言葉は違う言葉に変えました。そうした作業の中で自分が表現したいテーマの全体像がよりハッキリとしてきたので、しんどかったけど大事な作業だったと思います。また今回、うちのギターリストの伊東真一を“サウンド大臣”に任命して僕は全体のディレクションに集中しました。真君は沢山のエフェクターを使ってるし色々な音楽を聴いているのでサウンドに敏感なんじゃないかと思ったからです。得意分野に役割を分けた事で作業はスムーズになり、集中力を保ったまま作品を完成させることができました。
Vo./G.安部コウセイ