音楽メディア・フリーマガジン

ハンブレッダーズ / 『イマジナリー・ノンフィクション』

近頃の世の中は0か1か、○か×か、良いか悪いか、大衆が全部を2つに分けたがっています。それは便利な反面、生きづらく、息しづらいなと思っています。何かを定義するということは一歩間違えば思考を放棄してしまう行為で、自分の想像力を欠いてしまう悲しい行為だと思います。白か黒で自分を語ってしまえる人ほど信用ならない人はいません。全員がグレーなはずです。だから生きていく上で、心と頭が必要になる。
11/21発売の『イマジナリー・ノンフィクション』には、ありったけの“中途半端”を詰め込みました。愉快と不謹慎の間、ノンフィクションと夢の真ん中。おとな と こども の交点。
音楽というものはリスナーが聴き、思考する事で初めてその人の一部になります。そしてロックバンドの役目は信仰を布教する事ではなく、決断を後押しすること。エンタメでは終わらない、ちゃんとあなたの人生に介入できる音楽です。気が向いたら聴いてみてください。

Vo./G.ムツムロ アキラ

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