私は音楽で誰かの人生を最高密度にしたいと願っている。
例えば街を歩く、空を見る、カップルとすれ違う、風に当たる
そんな流れるような日々を私達は生きていている。
繰り返されるうちにどんどん色素が薄くなって
何も見えなくなっていきそうな気がして怖い。
ただその空の色を、風に当たる感触を、鮮明に捉えることができたら、どうだろう。
説明のつかない胸のざわつきを、言葉で捉えられたらどうだろう。
一つ一つが粒立って目の前に現れたら、
色濃く、鮮やかな、密度の濃い日々になりそうで、興奮する。
もっともっと生きてたい。って思える気がする。
共鳴したいなんて傲慢だけれど
誰かのそのために私の言葉や音楽が存在してくれと願う。
その願いがふんだんに込められた作品が出来上がりました。
カトキットの魅力であるポップサウンドに、
感情の深みを見出す歌詞は更に磨きをかけ、
より日常に、生活に、人生に寄り添った作品になったと思います。
10年後もふと聞きたくなる音楽。
この音楽最速消費時代に、一生モノを探しているあなたに届いてほしいです。
ぜひ聞いてください!カトキット voあっけ