2003年6月、地元静岡にて結成し、LIVE活動をスタート! 陽気なアッパーチューンをモットーにレゲエ、スカ、パンク、メタルを融合し、自分達流のラガ・パンクのスタイルを確立させるべく、ライブをメインに活動。MAXまで振り切る凄まじいまでのライブパフォーマンス、圧倒的な表現力と存在感はまさに圧巻!
4年振りとなる3rdミニアルバム『1/2』は、前作と比べてパンク色が強くなりました。これは純粋にパンクロックのスピード感とキレの良さとシンプルさを求めるようになった為です。しかし、今作で一番力を入れたのはアルバム自体のコンセプトと曲の配置です。僕自身が音楽を聴いていて、いい作品だなと思うものには作品の中のすばらしい曲の流れと全体を通して伝えたいことのコンセプトが明確にあるものなのだと、前作のツアーを終えるときに気が付きました。そのため今作は、あらかじめ大まかなアルバムの流れとコンセプトを決めるところからは始まりました。そして“選ぶ”ことと“決断”することに主軸を置いて曲を書いていくことにしました。
時にははっきりと決断できることもありますが、ほとんどの人が状況的に“はい”としか言えない環境を経験してると思います。その時に当然モヤモヤした感情が発生する訳ですが、段々とその感情に蓋をしてしまったり、見て見ぬふりをしてしまったりするようになります。しかしそういう感情は言えなくても持ちつづけてよいだろうし、立場が変わった時にその人しかできないことができる基盤になると思います。
今作はもちろんテンション重視の曲もありますが、この様な思いを注いで作った曲たちが入っています。曲中や曲のタイトルの中には“YES”、“NO”、“Choice”という言葉たちがでてきます。そして選び、決断する意味で『1/2』というアルバムタイトルをつけさせて頂きました。
この4年間メンバーチェンジや様々な事がありましたが、色々な想いを乗せてツアーを回りますので『1/2』を聴いて是非ライブハウスに遊びに来てほしいです。その時は気軽に話しかけてください! ツルツルの坊主頭やドレッドや、やたらとキョロキョロしている奴や、やたらとテキトーな奴らがメンバーなので探してみてください◎では。
Vo.五明 康典