湊梨央子(Vo./G.)、田中未希(Vo./Ba.)、影山広輔(Dr./Cho.)によるロックバンド。キュートな女性ツインボーカルとグルーヴ感溢れるドラムを武器にライブ活動を精力的に行う。ゴリゴリのバンドサウンドながらポップさを失わない音楽スタイル。2011年3月、アルバム『OPEN!!!』にてメジャーデビュー。
この曲は元のアイデアから完成まで結構時間がかかりました。いろいろ新しいことに挑戦したからだと思います。でも苦労の甲斐あって、確実にBARBARSの新しい一面が出せたと思っています。
この曲はまず何よりメロディを際立たせたほうが良いと思い、曲の始めから終わりまでシンプルにコードをつけてみました。今まではアレンジをある程度決めながら作っていたので、私たちにとってはこれだけでもかなり新鮮でした。そして、テンポも今よりずっと遅いバラードのような曲が出来上がったのですが何回かバンドで合わせているうちに“なんだかしっくりこないな”と思うようになり、アレンジを見直しました。いわゆるただの歌モノにするのは少しつまらないなと思っていていろいろ試していたときに、ベースの印象的なフレーズとドラムのグルーヴがぴったり合わさって、とても良い感じになりました。
何より苦労したのが歌詞です。おそらく20回くらいは書き直しました。曲の作りがすごくシンプルだったので、歌詞もなるべくシンプルに、この曲が言おうとしてることをストレートにそのまま言わせてあげたくなりました。そしてどういう言葉を選んだら聴いている人にそれが伝わりやすいかということを重視したので、(これが本当に難しかった!)言葉の響きとか単語の面白さはひとまず置いて作りました。最初はちょっとやり過ぎちゃったかなとか、恋愛の曲なんて作ったことがなかったので戸惑いましたが、切なくて疾走感のある曲の雰囲気とぴったり合った歌詞ができたので満足しています。
ところで、この曲のタイトル『東京ラブストーリー』と掛けていることに気づいてくれた方はいらっしゃいますでしょうか…? わかった? ありがとうございます。何も出ませんよ。
ぜひライブで聴いてほしいです! 8/24(金)に渋谷チェルシーホテルでBARBARS主催のイベントをやるので遊びにきてください。お待ちしてます!
Vo./G.湊 梨央子