ミニマルやアンビエントを筆頭とした“現代音楽”などの、一見難しいイメージの音楽を、ポストロックとエレクトロニカとポップスといったフィルターを通して、これらを全て人力で具現化させる、まさに打ち込みの様なテクニックを持つバンド。
この度、5/23に1stフルアルバム『動物の身体』をリリースする事になりました、ハイスイノナサです。作曲者本人による楽曲解説をご覧ください。
M-1「動物の身体」…解像度の高い写真の様な曲。静止した世界で自分の身体と会話するようなイメージです。(照井弟)
M-2「ある夜の呼吸」…都市を生きる人々の営みの匂いの断片が真夜中の空気に漂っています。センチメンタル。(照井弟)
M-3「地下鉄の動態」…都市に流れる膨大な情報とそのスピード感を、地下鉄の風景に重ねて表現しました。(照井弟)
M-4「波の始まり」…「全ての事ははじめて起きる」。自分が新鮮な感性で物事に向き合うために書きました。(照井弟)
M-5「水の形、面の終わり」…コンセプトは意味を排除することです。1曲全編、意味の無いものの組み合わせで作ったつもりです。思考をまっさらにして、その先に個々の感性や集中力を研ぎ澄ませるような音楽を目指しました。(中村)
M-6「logos」…言葉が現実を飲み込んでしまうイメージです。音楽としてはちょっとバカっぽくて楽しいです。(照井弟)
M-7「モビール」…誰もがどこか空っぽな気持ちを抱いたことがあるはずです。自分の存在はなんだろう? 今まで何を考えてきたのか? そんなフワフワした自分の象徴が天井から吊られた“モビール”です。(中村)
M-8「森と照明」…物質社会の果てをイメージしたファンタジックな曲。乙女か! (照井弟)
M-9「落下から衝突まで」…物事が終わる、その直前を流れる空気感を曲にしたくて書きました。(照井弟)
ハイスイノナサは8/11(土)に渋谷O-nestにて初のワンマンライブを行います。アルバム共々よろしくお願いします!