2011年、結成。TAMROCK(Vo./G.)、ZONO(Ba.)、KOUSUKE Jr(Dr.)の3名によるダンスロックバンド。“踊る”“踊らせる”をベーシックに様々なジャンルをThe Tam Tams独自のダンスロックに変える。自然と体が揺れてしまうグルーヴと耳を離れないメロディーは必聴。
ドラムが正式加入しての初音源。今回は入念なリハーサルをくり返し楽曲のアレンジを固めイメージを膨らませていった。3枚目となる今回の作品は“世界を踊り周る”と“東洋人の憧憬”がテーマ。主観的な発想をもとにダンサブルなリズムにテーマを乗せていった。7曲を聴いた時にその場所で世界旅行ができるような感覚になるアルバムに仕上がった。
「Chao Chaos」:オープニングを飾るドッシリとしたサウンド。もともとタイトルから浮かんだ曲で、混沌や葛藤から生み出される支離滅裂な歌詞が印象的。
「Jungle Django」:ジャングルで遭難したジャズギタリストがコンセプトという訳のわからないテーマの曲。個人的に今作で一番気に入っている。
「Alien Boy」:地球に舞い降りた異星人の気持ちを勝手にイメージした曲。不満と不安は地球でも宇宙でも常にあるという仮説を作り上げた。
「Listen Heartbeat」:とあるTシャツに書いてあった文字をそのまま拝借したタイトル。胸の部分に書いてありイントロも鼓動のイメージで作った。
「Ready Maradona」:もともとこのリズムで曲を作りたかった。メロディーがキャッチーで今作では一番乗りやすい曲に仕上がった。
「Svannah Beach」:タイトルから浮かんだ曲で暑さと熱さをコンセプトにした曲。夏仕様ではなく年中聴いてほしい。むしろ寒い冬に聴いて体を温めてほしい。
「Asian Graffiti」:今作のアルバムタイトルの曲。とにかくみんなで叫んで踊ってほしい。ずっと胸に秘めていた曲だったので完成して感慨深い。
今作を手に来年からは各所でたくさんライブをする予定です。少し気になった方、ちょっと気に入った方、とにかくライブに来てください。揺れてください。
Vo./G.TAMROCK