フーバーオーバーが2012年12月9日のライブをもって、解散することを発表した。解散発表後の9月には、通算6枚目にして最後のオリジナルフルアルバム『夜明けの晩』をリリース。いたずら心満載の早口言葉遊びを軽快なバンド・サウンドに乗せて歌い上げた毒入り激甘極上レトロ・ポップ・ソング集は、まさしく彼らにしか生み出し得ないものであるからこそ解散が惜しまれてならない。“ポップだけどちょっぴりねじれたロックサウンド”=“POP'N ROCK”という独自のサウンドと独特の世界観で、 バンド草創期から多くのリスナーに支持されてきたフーバーオーバー。解散ライブまでの3ヶ月連続で、彼らを愛するアーティストたちからのコメントを掲載し、その不世出の魅力に改めて迫る(※誌面では過去のディスコグラフィも掲載!)。
音楽が無くたって、体が機能停止するわけじゃないし、人の生存に音楽は必要ない。そんなクソつまらない人生を、面白おかしくめちゃくちゃにしてくれたこの不思議な人達が、もう見れないのだと思うと、悲しいです。
(Vo./G. コヤマヒデカズ)
刻まれるカッティングギター
マシンガンの様なボーカル
重厚なリズム
解散しちゃうの?
もったいな〜。
残念。またやりたかったなあ。(Ba. HIDE)
はじめて聴いたのは『タイマー』でした。衝撃でした。
フーバーオーバーの繊細で個性的な歌詞がずっと大好きです。
ギターのリフもカッティングも、いつ聴いてもめちゃくちゃカッコいい!!!
(Vo./G. 湊 梨央子)
彼らの唯一無二のポップセンスは、私のバンドROCKET Kが何度か対バンさせていただいた当時から一貫していると、このラスト作品を聴いて実感。ギミック無しの基本的なバンドアンサンブルに随所にちりばめられたハッとするアレンジ。その上をひた走るリリック、メロディの乗せ方は女の子が歌うポップロックの1つの最高到達点と言っても過言ではない。
フーバーオーバー大好きです。バンド同士の繋がりは無いので、正真正銘ただのファンです。失恋の際には夕暮れ時の公園のベンチで、名曲「フェンダー」を聴きながら黄昏れたりもするくらいのファンです。解散は凄く悲しいですが、大好きな作品が沢山あるのでこれからもずっとずっと聴き続けます。未来永劫ファンです。フーバー、沢山の名曲達をありがとー。
(G.ヤマネヒロマサ)