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偉大なるジャズ・ギタリスト、ジョージ・ベンソンのワーナーミュージック・グループ復帰第一弾作品となる未発表アルバム『ドリームズ・ドゥ・カム・トゥルー:フィーチャリング・ザ・ロバート・ファーノン・オーケストラ』が発売決定!

ジャズ・ギタリストそしてシンガーのジョージ・ベンソンが全盛期に録音していながら、長きにわたり発表されてこなかった幻のアルバムが、35年の時を経て現代の技術でリマスターを施した公式作品となって遂に登場!

作曲家・指揮者ロバート・ファーノンと贈る、オーケストラ編成による最高峰のアレンジメントが施されたアメリカン・スタンダードとポップ・クラシック楽曲の数々がここに…。

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グラミー賞受賞歴を誇るジャズ・ギタリスト/ヴォーカリストのジョージ・ベンソンがこの夏、1989年にレコーディングを行ったもののその後永らく世に出ることのなかった、アメリカン・スタンダードやポップ・クラシックを豊かなオーケストラ・アレンジメントと共にソウルフルにカバーした、幻の未発表アルバムにして、ワーナーミュージック・グループ復帰第一弾となる作品『ドリームズ・ドゥ・カム・トゥルー:フィーチャリング・ザ・ロバート・ファーノン・オーケストラ(原題: Dreams Do Come True: When George Benson Meets Robert Farnon)』をリリースすることが決定した。

 

海外では6月14日にCDとアナログ盤、デジタル配信の各形態で発売となる今作は、7月10日にSHM-CD仕様の日本盤CDとしてリリースされる予定となっている。また本作にも収録されている、1968年にポール・モーリアがインストゥルメンタルのカバー曲として発表し大ヒットを記録した「恋はみずいろ(原題: Love Is Blue)」のジョージ・ベンソンによるカバー楽曲が、アルバム発売に先駆け現在先行配信中だ。

 

▼『ドリームズ・ドゥ・カム・トゥルー:フィーチャリング・ザ・ロバート・ファーノン・オーケストラ』の予約はこちら:https://WarnerMusicJapan.lnk.to/gb_ddctPu

 

1989年、ベンソンは、アルバム『ドリームズ・ドゥ・カム・トゥルー』の制作のため、著名な作曲家/アレンジャーであるロバート・ファーノンと彼のオーケストラとコラボレーションをし、様々な楽曲をレコーディングしていた。「枯葉」や「アット・ラスト」、「マイ・ロマンス」などのアメリカン・スタンダードでは、ファーノンによる豊かなオーケストラ・アレンジメントが、ベンソンのソウルフルなヴォーカルと流麗なギターの音色と完璧な調和を見せている。聴く者の心をとらえて離さないこのアルバムには、その他にもザ・ビートルズの「イエスタデイ」やレオン・ラッセルの「ア・ソング・フォー・ユー」といったポップスの名曲を再構築した魅惑的なカバーも収録されている。レオン・ラッセルのカバーといえば、1976年にジョージ・ベンソンが発表した「マスカレード」は彼にとって最初のメジャー・ヒット曲となり、グラミー賞でも最優秀レコード賞をもたらした一曲となったのだが、今作に収録されている「ア・ソング・フォー・ユー」も、非常に魅力的なカバー曲に仕上がっている。

 

ベンソンは多忙な時期に『ドリームズ・ドゥ・カム・トゥルー』をレコーディングしていたのだが、その後アルバムのリリースを遅らせることを決断した。そのため、当時録音されていた音源は永らく失われ、つい最近になるまで見つかることがなかったが、長い月日を経たのちこの音源がベンソンのアーカイヴの中で発見されたのだ。オリジナルのレコーディングの時からから35年の月日が流れ、遂に正式な形でこの失われた幻のアルバムが正式にリリースされる運びとなったのだ。

 

ジョージ・ベンソンは今作に関して次のように語っている。

「この長く失われていた貴重な音源を見つけ出したのち、私の天才的友人、ランディ・ウォルドマンに、この音源を蘇らせてもらうことにした。そして、そのミッションは完璧に遂行されたのだ」。

 

『ドリームズ・ドゥ・カム・トゥルー』のオリジナル・レコード・セッションは、ベンソンの代表作でもレコーディング・エンジニアを務めたグラミー賞受賞歴を誇るエンジニア、アル・シュミットの手により新たなリマスターが施され、全11曲からなる作品集として見事に現代に蘇ることとなった。そしてベンソンは、グラミー賞受賞歴を誇るピアニスト、作曲家、そしてアレンジャーであるランディ・ウォルドマンを共同プロデューサーに迎え、再び日の目を見ることとなった音源に表情豊かなコーラスのアレンジメントを重ねて録音したのである。

 

この作品は、ジャズそしてコンテンポラリー・ミュージックにおける巨匠としてのベンソンの輝かしいキャリアの最先端を飾る一枚となるだろう。ベンソンは、1976年から1993年にかけてのワーナー・レコード在籍期間中に『ブリージン』を含む12枚のスタジオ・アルバムを発表している。この革新的なアルバムは、ポップ、R&Bそしてジャズ・チャートで首位を飾っただけでなく、彼がこれまで受賞した10個のグラミー賞のうち3つの受賞をもたらした。トリプル・プラチナムを獲得し、『ブリージン』は最も売れたジャズ・アルバムとしてその名を馳せている。2009年、全米芸術基金(NEA)は、ベンソンにジャズ・マスターとしての称号を与え、米国におけるジャズの最高峰の栄誉が贈られた。

 

最高峰のパフォーマーであるベンソンは、依然として必見のステージを披露するライヴ・アーティストとして揺るぎない地位を築いている。本国アメリカでは、この夏8月18日にハリウッド・ボウルでのパフォーマンスを予定している。

 

【リリース情報】

ジョージ・ベンソン

『ドリームズ・ドゥ・カム・トゥルー:フィーチャリング・ザ・ロバート・ファーノン・オーケストラ<SHM-CD>』

2024年7月10日発売(海外発売は6月14日)

WPCR-18675 / 定価 \2,750(税抜 \2,500)

 

  1. At Last / アット・ラスト (Mack Gordon/Harry Warren)
  2. A Song For You / ア・ソング・フォー・ユー (Mack Gordon/Harry Warren)
  3. Pretend You’re Happy / プリテンド (Cliff Parman/Lew Douglas/Dan Belloc/Frank Lavere)
  4. A Long Time Ago / ア・ロング・タイム・アゴー (Robert Farnon)
  5. Love Is Blue / 恋はみずいろ (Andre Popp/Pierre Cour/Bryan Blackburn)
  6. My Romance / マイ・ロマンス (Richard Rodgers/Lorenz Hart)
  7. Autumn Leaves / 枯葉 (Joseph Kosma/Johnny Mercer/Jacques Prévert)
  8. Can’t We Be Friends / お友達になれない? (Paul James/Kay Swift/Janey Clewer)
  9. My Prayer / マイ・プレイヤー (Georges Boulanger/James Kennedy)
  10. Yesterday / イエスタデイ (John Lennon/Paul McCartney)
  11. One Goodbye / ワン・グッドバイ (Maurice Brooks)

 

【関連リンク】

ジョージ・ベンソン オフィシャルHP: https://www.georgebenson.com/

ジョージ・ベンソン オフィシャルFB: https://www.facebook.com/GeorgeBenson

ジョージ・ベンソン オフィシャル X: https://x.com/GBguitar

ジョージ・ベンソン WMJサイト: https://wmg.jp/george-benson/

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