STUDIO CHAPTER H[aus]エンジニア 樫村治延のPAST & POST MASTERS #31
*イチオシ音源、こだわりの機材を新旧問わずご紹介するコーナーです*
<特集アーティスト>
アーバンで大人な世界観を彷彿とさせる新世代"シティロック"バンド woebegone
woebegone (ワウビーゴーン)
写真左から
Yuya (Bass)
Keisuke (Vocal)
Ryu (Vocal,Guitar)
Hideharu (Drums)
2021年仙台を拠点に結成。
Rock, R&B/ Soul, Funkなど多様な音楽を取り入れつつ、哀愁あるポップで親しみやすいメロディが特徴。
2021年に初のシングル「5:25」を皮切りに、これまで計7枚のシングルとEP2枚をリリース。
2022年10月に配信された最新EP「OOPS!」では、ホーンセクションを起用したRock Meなどバラエティに富んだ内容に加え、アレンジ、メロディなどさらに磨きがかかったバンドの成長を堪能出来る作品となっている。
① バンド結成のいきさつ
Ryuが、またバンドをやりたいとYuyaを誘ったのが始まりです。
二人は元々10代の頃から付き合いがあって、一緒にバンドをやっていた時期もありました。
Ryuが歌詞とメロディを作って、Yuyaがそこに楽曲のアレンジを加えていく。
曲作りのこのスタイルは、今のwoebegoneでも変わっていません。
その後、Yuyaの地元が一緒だったので、ドラマーとしてHideharuに白羽の矢が立ち、顔がいいという理由だけで採用になりました。
元々はRyuがギターボーカルで、この三人で活動していたのですが、Ryuの頭の中にあった最強のバンドはピンボーカルという理想があり、HUBでたまたま遭遇したKeisukeがツアー経験も豊富なボーカルということで意気投合して、そのままバンドに加入ということで今の4人の形になりました。
② 影響を受けたアーティスト
基本的に4人の好きなアーティストは洋楽メインで、音楽性もそれぞれまったく違います。
作詞作曲をしているRyuは、Guns& Rosesやアメリカで流行っているニューカントリーが好きで、アレンジを担当しているYuyaは、Earth Wind & Fire, Jamiroquai等のFunkミュージックに強い影響を受けています。
4人のオリジナリティを出しつつも "日本で評価され、かつメインストリームでも戦える音楽" というのが、このバンドの最大のテーマです。
そんな全員の強い想いが、woebegoneの楽曲に現れていると思います。
③ 対バンしたいバンド
Justin Bieberです。
④国内外の音楽シーンの今後
SNSやYouTubeの普及で、誰でも気軽に音楽を世界中に発信できて、さらにそこから優秀なアーティストが発掘されるような時代になってきたのは、とても素晴らしいことだと思います。
その反面、世に出回る音楽が増えた事でリスナーの選択肢が広がり、競争力も上がることで、ヒットする音楽がより一過性の強いものになってきてるのかなと。
それは "本物の音楽" を求めるアーティストにとっては、とても辛い状況だと思っています。
何事にも時代に合わせたニーズがあるので、どんな時代の変化にも対応して、常にクリエイティブなバンドでありたいです。
⑤今後の展望
最新のEPをリリースして、確実に作曲やアレンジ力が上がっていることをバンドとして実感しているので、このままwoebegoneのオリジナリティを追求しつつもっとメインストリームを狙ってブラッシュアップしたサウンドを作っていくつもりです。
年末には初ライブも予定しているので、これからはライブも通してより"生のサウンド"を意識した曲も増えていくかもしれません。
これからさらに全国にwoebegoneの音楽が広まっていくのが楽しみです。
▫️最新作
OOPS!
▫️配信
・tunecore: https://www.tunecore.co.jp/artists/woebegone?lang=ja
▫️SNS URL
・Twitter: https://www.twitter.com/woebegone_japan
・Instagram: https://www.instagram.com/woebegoneofficial
▫️Music Video (YouTube)