1988年9月12日、尾崎豊のコンサート史上最多の約56,000人もの観客を動員した、キャリア唯一の東京ドーム公演のライヴ・アルバム『LIVE CORE (LIMITED VERSION) [YUTAKA OZAKI IN TOKYO DOME 1988/9/12]』が遂に本日4/21(水)、サブスク/ダウンロード初配信開始!
このアルバムは、2013年3月発売の同公演のライヴBlu-ray/DVD『LIVE CORE 完全版~YUTAKA OZAKI IN TOKYO DOME 1988・9・12』の為に蔵出しされたリミックス音源を再加工したライブCDとして、2013年12月に発売された。ライヴBlu-ray/DVDは当日の演奏曲全26曲をセットリスト順に完全収録しているが、このライヴ・アルバムは20曲が厳選され、セットリストとは異なる構成で収録されている。
ライヴ・アルバムの1曲目は「今投げたのは俺の夢だから壊さないようにね」の尾崎豊のMCで始まる代表曲の「卒業」。シングル曲はこの「卒業」に加え、「十七歳の地図」、「Driving All Night」、「Forget-me-not」、「I LOVE YOU」と5曲を収録。「遠い空」や「Scrambling Rock'N'Roll」、「Freeze Moon」、「街路樹」等ライヴでは欠かす事のできない名曲も収録。「愛の消えた街」では、残念ながら3月9日に逝去した村上 “ポンタ” 秀一氏の圧巻のドラムソロを3分40秒にもわたって聴く事ができる。アンコールで披露された名曲「シェリー」や最後の曲の「僕が僕であるために」はアコースティック・ギター1本での弾き語り。当時22歳の尾崎豊が振り絞るように絶叫し歌う、一夜かぎりの壮絶な“復活”ライヴの記録となっている。この後、尾崎豊がライヴをするのは、約2年8か月後の"BIRTH "ツアー初日の1991年5月20日の横浜アリーナになる。
また今回、名盤4thアルバム『街路樹(スペシャルエディション) [2009 Remaster]』の初配信も開始!全9曲で構成されたオリジナル収録曲に加え、初配信となる6thシングル「核(CORE)」のシングル・ヴァージョンや「遠い空」のシングル・ヴァージョン、7thシングル「太陽の破片」等4曲を追加収録した全13曲のスペシャル版となっている。
他に6thシングル「核(CORE)」や7thシングル「太陽の破片」のオリジナル・マスター版での配信も開始となり、これで尾崎豊が1987年から1988年のわずか2年間に残した「マザー&チルドレン」レーベル(現在はワーナーミュージック・ジャパン)時代の全音源のサブスクリプション/ダウンロード配信が解禁となる。
【尾崎豊 配信情報】
配信開始日:2021年4月21日(水) (サブスクリション&ダウンロード配信)
(1) ライヴ・アルバム『LIVE CORE (LIMITED VERSION) [YUTAKA OZAKI IN TOKYO DOME 1988/9/12]』(2013年11月27日発売) <初配信作品>
<収録曲>
01.卒業 (4thシングル)
02.遠い空
03.Scrap Alley
04.Scrambling Rock'N'Roll
05.紙切れとバイブル
06.Freeze Moon
07.十七歳の地図 (2ndシングル)
08.路上のルール
09.愛の消えた街
10.街路樹
11.COLD WIND
12.・ISM
13.Driving All Night (5thシングル)
14.彼
15.Forget-me-not (18thシングル)
16.LIFE
17.シェリー
18.I love you (11thシングル)
19.理由
20.僕が僕であるために
(2) 4thアルバム『街路樹 (スペシャルエディション) [2009 Remaster]』 (1988年9月1日発売/アルバムチャート最高位2位)
*スペシャルエディションの発売は2009年4月22日
<収録曲>
1.核(CORE)[アルバム・ヴァージョン] 【6thシングル曲】
2.・ISM
3.LIFE
4.時
5.COLD WIND
6.紙切れとバイブル
7.遠い空 [アルバム・ヴァージョン]
8.理由
9.街路樹
10.核(CORE) [シングル・ヴァージョン] 【6thシングル曲】<初配信曲>
11.街角の風の中
12.太陽の破片 【7thシングル曲】
13.遠い空 (シングル・ヴァージョン) <初配信曲>
(3) 6thシングル「核(CORE)」(1987年10月1日発売/シングルチャート最高位2位)
<収録曲>*オリジナル・マスター版
01.核(CORE) [シングル・ヴァージョン] 【6thシングル曲】<初配信曲>
02.街角の風の中
(4) 7thシングル「太陽の破片」(1988年6月21日発売/シングルチャート最高位3位)
<収録曲>*オリジナル・マスター版
01.太陽の破片 【7thシングル曲】
02.遠い空 (シングル・ヴァージョン) <初配信曲>
【尾崎豊 プロフィール】
1983年12月、シングル『15の夜』とアルバム『十七歳の地図』で高校在学中にデビュー。
4枚目のシングル『卒業』で大ブレイクを果たす。
夢や愛をストレートに歌う楽曲や、高校中退の経験を持ち、社会や学校の中で感じる葛藤や心の叫びなどを表現した楽曲の数々が多くの共感を呼び、若者から絶大な支持を得た。
10代で発表した3作のアルバムでは、ストレートな歌詞や、ストレートなロックンロールが特徴となっている。
20代に入りニューヨークでの生活を経て、レコード会社を移籍。『核(CORE)』、『太陽の破片』の2作品のシングルを発表したのち、1988年9月に発表されたのが4thアルバム『街路樹』(当時22歳)。
その後、ソニーに再移籍し、1990年に2枚組『誕生』を発表。 1992年、6thオリジナルアルバム『放熱への証』を完成させたが、発売日を迎える前に急死。26歳。
尾崎豊の残した楽曲は多くのアーティストにカヴァーされ、今なお多くのファンを増やし続けている。
【関連リンク】
・卒業(『LIVE CORE 完全版~YUTAKA OZAKI IN TOKYO DOME1988-9-12』)
・太陽の破片(『LIVE CORE 完全版~YUTAKA OZAKI IN TOKYO DOME1988-9-12』)