グラミー賞受賞を誇るリンキン・パーク(Linkin Park)のリード・ボーカルのうちの1人、マイク・シノダ(Mike Shinoda)が飛び切りキャッチーなポップ・ロック・アンセム「Happy Endings / ハッピー・エンディングス」ミュージックビデオを公開した。
フィーチャリングにはバイラルヒットを記録した若きラッパー、イアン・ディオール(iann dior)とアリゾナのポップ女王、アプサール(UPSAHL)を迎え、陽気な春にぴったりの元気が出る楽曲となっている。
Mike Shinoda - Happy Endings (feat. iann dior & UPSAHL) [Official Music Video]
懐かしい雰囲気のビデオで、マイクが自ら描きおろしたという90年代風のアニメーションも印象的だ。晴れたロサンゼルスのダウンタウンを背景に3人が交差し、アップビートな楽曲をより明るく感じさせるビデオとなっている。
また常に革新的であるマイクは今回デジタルアートのオークションでシングルを発表するという、メジャー・アーティスト初となる取り組みを行った。75秒のクリップに分かれたデジタルアートは多くのファンの間で瞬時に話題となった。今回のジャケット写真はマイクとコンテンポラリー・アーティストの Cain Caserが手掛けており、デジタルアートの落札者10名には二人のサイン入りオリジナル・シングル・ジャケットも渡された。オークションの収益はArtCenter College of Designに寄付される。
マイクは昨年Twitchの配信を通じてファンと一緒に新しい音楽を作り、ときにはプロダクションを教えており、最近ではファンの創った楽曲のプロデュースも行っている。ファンとの共同作業で生まれたアルバム『Dropped Frames』シリーズはメディアからも独創的で唯一無二と称賛された。今後もマイクからお知らせが続くとのことで、ファンは楽しみにしていよう。
■リリース情報
マイク・シノダ / Mike Shinoda
ハッピー・エンディングス / Happy Endings (feat. iann dior and UPSAHL)