世界中のアニメーション映画祭を熱狂させた、ラトビア人新進クリエイター、ギンツ・ジルバロディス(Gints Zilbalodis)が、3年半をかけてたった一人で【製作・監督・編集・音楽】全てを作り上げた長編デビュー作、映画『Away』が12/11(金)より公開となる。
本作は世界最高の権威と最大級の規模を誇るアニメーションの国際映画祭“アヌシー国際映画祭”において、2019年に新設された実験性・革新性のある長編作品を対象とする“コントルシャン”賞で、見事初代グランプリを受賞。これを皮切りに、世界中の国際映画祭を席巻し、2020年第92回アカデミー賞長編アニメーション部門の最終候補32作品に選ばれ、同年第47回アニー賞でも『アナと雪の女王2』(19)や『トイ・ストーリー4』(19)とともにベストミュージック部門にノミネートを果たした。先日ポーランドで行われた第13回ポズナン・アニメーター・フェスティバルでは、最優秀長編映画賞を受賞し、ついに世界の映画祭で【9冠】を達成。日本以外にもフランスやポルトガルでの公開も決定し、世界での評価が更に高まっている。
この度、ロックバンド”the pillows”との楽曲タイアップが決定、名曲「MY FOOT」が流れる特別映像が解禁された。日本のみならずアメリカをはじめ世界にファンを拡げてきたthe pillowsの「MY FOOT」は、2006年にリリースされた13枚目のアルバム『MY FOOT』に収録されているタイトルソング。“孤独であってもひたむきに前を向いて進み続けること”を高らかに歌った彼らの代表曲で、本作の飛行機事故でたった一人生きのびた少年の旅路を応援するような、力強く、疾走感にあふれた映像に仕上がっている。オートバイに乗って美しい地を駆け抜ける主人公の冒険の旅は、「MY FOOT」のテーマと同じく、孤独や不安を抱えながらも、前に進む希望にあふれている。
『Away』上映全劇場&全回にて、本編終了後に本映像のフルバージョンが流れる。言葉(セリフ)のない冒険の旅を締め括る、こちらの特別映像に注目だ。