常に時代の先端を開拓し続けた伝説、デヴィッド・ボウイ。今年の5月から8月にかけて3枚の90年代の未発表ライヴ音源をストリーミング限定で配信してきたのだが、今回、同じく90年代のライヴ作品6枚が『ブリリアント・ライヴ・アドヴェンチャーズ』シリーズとしてフィジカルでリリースされることが決定した。完全限定生産での発売となるCDとアナログ盤に加え、全6枚のアルバムを収納できるボックス付限定盤も発売されるという。
この完全限定生産のCDとアナログ盤は、デヴィッド・ボウイのオフィシャル・ストアに加え、日本ではワーナーミュージック・ダイレクト限定での取り扱いが決定しており、前半3枚の作品と限定スペシャル・ボックスは年内の発売を予定、残りの3作品は、2021年前半に発売される予定となっている。
この『ブリリアント・ライヴ・アドヴェンチャーズ』シリーズの第1弾作品として、7月にストリーミング限定でデジタル配信されていた、アウトサイド・ツアーのUS公演の中から1995年10月3日にダラスにあるスタープレックス・アンフィシアターでのライヴの模様を収録した『ウーヴレ・ル・シアン(ライヴ・ダラス ‘95)』が、CDと2枚組アナログ盤で10月30日に発売される。
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※CD、2LPともに限定生産商品のため、在庫が終了し次第販売終了となります。
タイトルに使われている「ウーヴレ・ル・シアン」(フランス語、英語に直訳するとOpen The Dogの意)というフレーズは、今年11月に発売50周年を迎えるアルバム『世界を売った男(原題: THE MAN WHO SOLD THE WORLD)』収録の「オール・ザ・マッドメン」という楽曲に登場していたもの。1993年のシングル「郊外のブッダ(原題: Buddha Of Suburbia)」の歌詞の中にも登場している言葉だ。
『ウーヴレ・ル・シアン』はデヴィッド・ボウイ本人がプロデュースを担当、レコーディング・エンジニアとしてスティーヴ・ゲストが起用されている。このライヴ音源に参加しているミュージシャンは、ヴォーカルとサックスを担当するデヴィッド・ボウイを筆頭に、リズム・ギターにカルロス・アロマー、リード・ギター&ヴォーカルにリーヴス・ガブレルス、ベース&ヴォーカルにゲイル・アン・ドーシー、ドラムにザッカリー・アルフォード、キーボード&シンセにピーター・シュワルツ、ヴォーカルにジョージ・シムズ、そしてピアノ&キーボードにマイク・ガーソンという布陣。また、今作のジャケットには’95年当時のツアー時の写真が使われている。
【作品情報】
デヴィッド・ボウイ
『ウーヴレ・ル・シアン(ライヴ・ダラス ‘95)』
デヴィッド・ボウイ・オフィシャル・ストア並びにワーナーミュージック・ダイレクト限定で10月30日発売!
※CD、2LPともに限定生産商品のため、在庫が終了し次第販売終了となります。
01. Look Back In Anger / 怒りをこめてふり返れ
02. The Hearts Filthy Lesson / ハーツ・フィルシー・レッスン
03. The Voyeur Of Utter Destruction (As Beauty) / 性倒錯者の完全なる破滅(美しき者の死)
04. I Have Not Been To Oxford Town / アイ・ハヴ・ノット・ビーン・トゥ・オックスフォード・タウン
05. Outside / アウトサイド
06. Andy Warhol / アンディ・ウォーホール
07. Breaking Glass / 壊れた鏡
08. The Man Who Sold The World / 世界を売った男
09. We Prick You / ウィ・プリック・ユー
10. I’m Deranged / アイム・ディレンジド
11. Joe The Lion / ライオンのジョー
12. Nite Flights / ナイト・フライツ
13. Under Pressure / アンダー・プレッシャー
14. Teenage Wildlife / ティーンエイジ・ワイルドライフ
*Recorded live at the Starplex Amphitheater, Dallas, 13th October, 1995
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