札幌には面白いバンドが数多く存在しておりますが、昨年大晦日に初ライブを行い、短期間ながら強烈な個性と音楽性で注目を集めているガールズバンド、ナンデードーシテーが熱いです! 初めてライブを見た時は、まさに“大発見!”と興奮させられましたので、是非、読者の皆さんにも、その存在を知ってもらいたく紹介します! 「ガールズバンド=かわいい」という幻想を打破せよ! 「みんなのうた系パンク」ここに参上! とのキャッチ・フレーズなのですが、とにかく一度見たら忘れられない怖いもの知らず? なパンキッシュ・パフォーマンスには圧倒させられるも、どこか、やっぱ可愛くもあります。自主制作による1stミニアルバム『はじめてのナンデードーシテー』の楽曲群は毒気と甘味とユーモア(意識的なのか無意識なのかは読めない)とが同居し、とてつもなくポップ。時に切なさも感じさせつつ、なぜだか元気にさせられる。ライブ同様、ハマるとたまらない中毒性があります。まだ札幌でしかライブ活動がありませんが、きっとこれからはあちらこちらでお呼びが掛かるのではないかと思います。HPやYouTubeをチェックして興味を持った人は、是非HPからコンタクトを取ってみて下さい! ナンデードーシテー、ナンデードーシテー、とにかく先ずは名前を覚えておいて下さい!
彗星の如く、札幌の音楽シーンに現れた謎のガールズバンド、ナンデードーシテー。謎が多いこのバンドの七不思議を今回、読者の皆さんに教えちゃいます!♥コレを読んだら皆ナンデードーシテーの事がよくわかると共に色んな勇気が沸いてきますよ!♥
1.バンド結成前にライブが決定?!
それは2011年11月下旬の事。札幌のライブハウスCOLONYさんから12/31のイベントに出ない? とのお誘いを受け、初めてサンタさんにクリスマスプレゼントをもらった子供の様に舞い上がり、バンドを組んでもいないのに出演決定。急遽メンバーを集め、初期衝動を頼りに1ヶ月で4曲仕上げる。タイトルは次の通り。「ナンデードーシテーのテーマ」「メロンソーダ」「焼き魚のニオイ」「唇」。
2.メンバー名も初期衝動
タイトル通り、メンバー名も初期衝動で決めてしまった挙句、意味不明。
●ボーカル&バイブス担当:サカムケ☆レシピ
「老若男女、すべての人たちの日常にそっと寄り添う。そんな歌を、僕は歌い続けるよ。ナンデードーシテー。いつか、まだ見ぬあなたの街まで。サンチュ。」
●ボーカル&ギター担当:ボルタナ・ケポ
「ナンデードーシテーのライブをみた後、自然と口ずさんじゃう確立、98%!!! 最強のガールズバンドになります。最強の。」
●ベース&フルート担当:ハッピーあけみ
「はじめまして、ハッピーあけみです 曲を聴いて一緒にハッピーになりましょう! みんな幸せになーれ! ライブでお待ちしてます♪」
●キーボード担当:鬼ころし
「絶対音感が少しありますが、ひどく音痴です。ですから頭の中でキャッチしたメロディーを上手く出力できない為に、皆に伝えるにはキーボードが必要です。ありがとう、キーボード。」
●ドラム担当:健太郎
「エイトビートをこよなく愛しています。エイトビートしか叩けないのではなく、エイトビートしか叩かない。と思いたい。」
3.楽器は全部もらいものor拾いもの
バンド結成! しかし楽器経験はおろか楽器を持っていない! そこはメンバーがライブハウスのアルバイターという利点を最大限に活かし、処分品の中からピックやドラムスティック等を調達、人間関係を活かし不要な楽器類を調達した。ナンデードーシテーは各方面、様々な人達の協力によって成り立っているバンドである。現在調達中なのは、野外を夢見ての長めのシールド、キーボードケース等…。
4.ビジュアル面強化クリア!
バンド結成以来、着々と曲を作り、ライブをこなしてきたものの、結成当初から抱えていた問題…そう、ガールズバンドであるにもかかわらず可愛いメンバーが居ない! という事。6月の自主企画イベントまでにはなんとか解決したかったこのビジュアル問題、そんな矢先に出会ったのが“ハッピー・あけみ”。いつも笑顔を絶やさない、まさにハッピー。まさに天使、アイドルだ。ライブでは彼女の前に男性客が固まるため、それを見たサカムケの“嫉妬に狂ったパフォーマンス”が更に熱を帯びる。「一度見たら忘れられないライブ」を約束する。
5.結成半年で企画ライブ開催! ゲストにテクマ!(東京)、雨先案内人(仙台)!
なんでもやりたがるこのバンドは初ライブから3ヶ月で企画ライブの開催を決意する。やるからにはドカンとやりたいということで、twitterなどを駆使し、東京代表テクノ歌手、テクマ! from東京、サカムケの人脈の広さから雨先案内人from仙台を迎える豪華な内容となった。ライブ当日は“なんでーどーしてーなんでどーしてー”という僕らのテーマソング「ナンデードーシテーのテーマ」が会場中に響き渡った。感動。
6.壊したタンバリンの数=ライブ本数
ナンデードーシテーのライブでの特徴といえば、サカムケの唯一無二であるそのパフォーミングといっても過言ではない。少しトリッキーなビジュアル・空気感を持つサカムケだが、ピースフルでキャッチーなナンデードーシテーの楽曲に乗せ、いつも全力でコール&レスポンスを強要する。その際、相棒のタンバリンで太ももを激しく打ちつけながらビートを刻むその勇姿は一見の価値があるだろう。コール&レスポンスとともに会場のボルテージが頂点に達すると、サカムケに合わせタンバリンが爆発し鈴の破片が宙を舞う。百聞は一見にしかず、是非ライブに足を運んでいただきたい。
7.新ジャンル! 「みんなの唄系パンク」!
ナンデードーシテーってどんなバンドなの? ときかれた時にどう答えていいか悩んだことがあった。お客様から以下の感想を手に入れたメンバーはそのとき閃いた。
・一度聴いたら耳から離れない
・口ずさみやすい
・ステージパフォーマンスがパンクス
“みんなの唄系パンク”だと。いつかiTunesのジャンルにみんなのうた系パンクと表示されるように今夜もナンデードーシテーは日本のどこかでコール&レスポンスを強要する。どうでしたか? 勇気が沸いてきましたか?ナンデードーシテーのライブを見るときっと少しは元気になってもらえると思います。北海道を元気に! ナンデードーシテーはいつでも皆さんの味方です。
1stミニアルバム
『はじめてのナンデードーシテー』
¥500 ※ライブ会場にて販売
1.ナンデードーシテーのテーマ
2.焼き魚のニオイ
3.メロンソーダ
4.唇
5.始発で会いに来てね
【ナンデードーシテーHP】ブログも見れます!!
nandedoshite.aikotoba.jp