PENICILLINが5/19(土)、5/20(日)に東京・キネマ倶楽部にて“PENICILLIN LIVE 2018 FINAL ANSWER 〜Blood Type:S / Blood Type:M〜”を開催した。
両日とも会場は超満員。歓声と熱気が渦巻く中、ライブはスタートした。その意味深なライブタイトルが示す通り、230曲を超えるオリジナル曲の中から、今回はあえて“S/Mっぽい”というカテゴリーで選曲。S気質な楽曲でまとめられた1日目の“Blood Type:S”に対し、2日目の“Blood Type:M”はM気質な楽曲を披露した。
カテゴライズされた楽曲たちとはいえ、PENICILLINらしい多彩な音楽性と表現力を持ってオーディエンスを巻き込み一体感あるライブを展開。また今回はサポートベーシストにCHIYU(ex.SuG)が迎えられ、メンバーとも息ぴったりのタイトなベース音とステージングで華を添えた。
アンコールラストまでその勢いは衰えることなく、終始エネルギッシュな圧巻のパフォーマンスでオーディエンスを魅了。バンド結成26年というキャリアを持つ彼らだからこそ成せるコンセプチュアルなライブであり、今もなお、初期衝動的な勢いや華やかさ、冒険心を忘れないPENICILLINの真髄を見せた2日間となった。
そんなPENICILLINの活動と共に、ソロでの活動も精力的に行っているメンバーたち。HAKUEI(Vo.)はHAKUEIMAN名義で新曲「psychogenic erectile gigantic Yoko-teen MAN」を配信中のほか、俳優・佐藤流司のバンドプロジェクト、The Brow Beatのトータルプロデュースを手掛けている。
千聖(G.)はソロプロジェクト・Crack6とのスプリットシングル『ジキルの空/MAD RIDER』を6/6にリリースし、6/23よりワンマンツアー“千聖 / Crack6 ワンマンTOUR 2018『ジキルとMAD RIDER』”を開催する。
PHOTO:コザイ リサ
■WEB
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