・2ndシングル『ノイズ』
誰かを大切に想えば想うほど
時には傷付けてしまったり、悲しませてしまったり
遠ざけてしまったり、辛くなってしまったり
そんな矛盾だらけで、とても歪(いびつ)で
だからこそ恋愛は人間らしくて美しいと思います
その美しさと、陰にある汚れた部分を感じて欲しい
恋には始まりと終わりがあって、愛は永遠にもなり得る
この1枚を制作する上で作品たちと向き合ってみて、
改めてそんなことを思いました
・ノイズ
相手を傷付けないように
相手にとってより良いパートナーであるために
影よりも光を当てていられるように
「頑張った恋愛」に生まれる”すれ違い”や”違和感”
それがノイズだと思うんです
この歌の中の2人は別れを選びますが
もしも、そのノイズに気がつき
ほころびを補修することができたら
先へ先へ未来が開けていくこともできると思います
今、別れから立ち直れずにいる人
恋愛に対して臆病になってしまっている人にも
この歌を聴いて欲しい
あなたの未来に向かう1つのきっかけになれたら
とても嬉しいです
・ハミングバード
初めて人を好きになった時や
初めて憧れの存在に出会い、
駆り立てられるように夢を抱いた時
それまでの自分にはなかった何かが生まれ
世界に色が足されていく
人によっては
180度変わるような経験をした人もいるかもしれない
そんな運命の出会いとも呼べる存在を
この歌ではハミングバードに例えています
・だって
「ぼくを探しに」という絵本が小さい頃好きで
最近、急に読みたくなって本屋さんへ走りました
少し欠けてしまっているキャラクターが
その欠けた部分にぴったりはまる相手を探す旅
その結末はとても考えさせられるもので
ただ相手を見つけておしまい、とはいかず…
読んだことがある人も多いと思いますが
タイトルが「きみを探しに」ではないところに
筆者の意図があるように思います
・愛がカタチになったなら
愛が目に見えたらどうなってたかな
ただそこには真実だけがあって
愛の結晶は想いが強いほど
大きくなって、硬くなって、鮮やかになって
言葉にしなくていいし、誤解を招くこともないし
お互いの愛を確かめるのも簡単だと思う
でも、なんで神様はそうしなかったのかな
わざわざ難しいようにしたのかな
見えないせいで疑ったり、騙したり、悩んだりして
科学が進歩すればいつか見えるようになるかな
そうなったらいざこざや小さな争いは減っていくのかな
僕らはきっと今日も試されてるんだ
見えない意味を問われているんだ