内臓に服は着させない。
実際に書いたある女性への手紙から生まれた「解剖傑作」。
バンドハラスメントの名を更に色濃くしていく1枚となりました。
サビの歌詞である「何も読まなくていいよ」が生む、矛盾には注目して頂きたいです。
誰の中にも存在する恋愛の矛盾。つまり支配欲、独占欲を表現しました。
それは余りに盲目で利己的な発想ですが、それこそが恋愛なのだとこの作品を書きおえて気付く自分もいました。
そして手紙ならではの「一方通行」はそれらに非常に近く、
物凄く歪んでおり汚く、反して綺麗で美しくもあると考えています。
皆さんも是非、一封手紙を。
Dr.斉本佳朗