シンガーソングライターの村上紗由里が、5/10に発売される新曲「忍冬(すいかずら)」のMVを公開した。70年代の日本のフォークロック創成期を支えた日本初のレーベル「ベルウッド・レコード」と、現代のシンガーソングライターを多く輩出している「オフィス・オーガスタ」が、初タッグを組んで世に送りだした彼女の音楽には、60年代~70年代の日本のポピュラーミュージックへの憧憬が色濃く漂っている。
今回のMV監督の吉田ハレラマ氏が、その昭和感を表現するのに白羽の矢を立てたのは、NHK朝ドラ『梅ちゃん先生』のオープニングタイトルジオラマで、国民的有名作家の仲間入りを果たした抒情派ジオラマ作家の山本高樹氏。グリーンバックを背景に撮影された演奏・歌唱シーンと、山本高樹氏の昭和の街並みのジオラマ合成は、ノスタルジックな仕上がりとなっている。
また、この楽曲のレコーディングは吉田拓郎、南こうせつのサウンドのキーマンを務めたギタリスト・徳武弘文と彼のバンド・鉱石ラヂヲのメンバーを迎えて収録された。70’sシーンにタイム・トリップするかごとくノスタルジックな数々の音色は、その時代の音楽を愛する方たちにも必聴の楽曲となっているので、ぜひ聴いてみて欲しい。
■「忍冬」 MUSIC VIDEO
■リリース情報
New Mini Album
『すいかずら』
BELLWOOD RECORDS
BZCS-1154
¥1,852+税
2017/5/10 Release
■ライブ情報
“村上紗由里 レコ発ワンマンLIVE~「体験」第二章~”
2017/7/16(日) 渋谷 Last Waltz
■WEB
Official Site