a flood of circle 『FLYER’S WALTZ』に寄せて
M-1.「Flyer’s Waltz」
2月に渡英しロンドンのメトロポリス・スタジオで録音した。うん、無茶してみた。エンジニアはXavier Stephenson、通称ザブ。古くはクイーンから最近だとサム・スミスやアデルも録音した場所で、リアーナやラナデルレイ、バンドだとエディターズなんかも担当してるザブが録る、日本語のバンド音楽。すげーから聴いてください。無茶して良かった。ポップ・サーカスに出演しているフランスの空中ブランコ・チームと撮影したビデオもすげー良いから観てください。加藤マニくん監督。
M-2.「Rock’N’Roll New School」
ザブが俺達をとっても気に入ってくれて、仲良くなって、この夏日本に来てくれた。これはモウリ・アートスタジオで録音。環境も良かったし、ザブの録音・ミックスがあればロンドンも日本も関係ないなーって感じ。何人かどうかはあんまり問題じゃない。この曲は川島道行さんと彼の娘さんに影響されて書きました。
M-3.「Christmas Time」
12月に東京と大阪のビルボードでクリスマス・ライブをやることにした。軽いテーマ曲みたいな気持ちで作り始めたら、すげー良い曲になっちゃった。ディズニーの昔のクリスマス・キャロルをイメージしてた。あとビング・クロスビーとかディーン・マーティンとか50年代の感じ。そのくせ真ん中で出てくるフィード・バック音だけで構成されてる和音の響きのおもしろさが1つの聴き所かな。冬の耳鳴りの感じ。ここからはサニーデイ・サービスなど担当の池内さんのミックス。
M-4.「オーロラソング(Xmas Carol ver.)」
昔作った歌に、大好きなウェールズの民謡をぶちこんだ。どういうことかはまあ聴いてみて。
M-5.「クリスマス・イブ」
言うまでもなく山下達郎さんの名曲。派手なカバーはいっぱいあると思うんで、これはとても朴訥としたカバー。とても好きな曲。
よろしくどうぞ。
Vo./G.佐々木亮介