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KING RECORDS Presents “Dream Vocal Audition” 2次審査開始!

関東地区2次審査会場潜入レポート 2012/3/17@渋谷BOXX

KING RECORDS Presents “Dream Vocal Audition” とは?

近年はAKB48や植村花菜、水樹奈々などのヒットを生み出しつつ、良質なポップアーティストやエッジの効いたロックバンドを絶えず輩出し続けているキングレコードが講談社とタッグを組み、新たな歌姫を発掘するために開催する全国オーディション。

講談社から出版されている『ViVi』『with』『ヤングマガジン』の3誌がオフィシャルサポーターを務める、次代を担う3組の才能を発掘するプロジェクトだ。

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日本を代表する老舗レコードメーカー・キングレコード。数々のアーティストを輩出してきた同社が80周年を迎えた2012年、講談社とタッグを組んで新たな女性ボーカリストを発掘するためのオーディション“Dream Vocal Audition”を開催。1/1から3/2までの期間の応募総数約10000組を超える中から1次審査で選ばれた104組108人が、北海道・関東・東海・関西・九州地区にわかれて2次審査へと進んだ。今回は、関東地区2次審査会場である渋谷BOXXへと潜入した。

あいにく朝から雨が降っていた3/17、KING RECORDS Presents “Dream Vocal Audition”の関東地区2次審査会場となる渋谷BOXXには、同オーディション審査員のキングレコード及び講談社のスタッフが詰めかけていた。2次審査は4~5組ずつグループにわかれて行われる実技審査。審査員を前にステージで課題曲1曲と自由曲1曲を歌うというものだ。

やや緊張した表情で最初のグループであるAグループ5人がステージに現れて簡単な自己紹介の後、ひとりずつの歌唱審査が始まった。事前に発表された課題曲の中から1曲、そして自由曲1曲の合計2曲をステージで精一杯歌う応募者たち。関東地区の2次審査会場となった渋谷BOXXにはこの日、全30組(うち1組は2人ユニット)がステージで歌唱した。課題曲はその人の歌唱力や個性が浮き彫りになり、そして自由曲は本人がどのような音楽性を希望しているかを伺うことができる。歌い終わった後はキングレコードと講談社の各審査員がステージ上の応募者に対して質問を投げかける。そのやり取りで、歌では伺えなかったその人の個性や性格なども見て取ることができる。1人あたりの持ち時間が少ない中で、審査員たちは真剣な眼差しでテキパキと審査を進めていった。

Dグループの実技審査が終わったところで、Dream Vocal Auditionの応援団である漫才コンビ・しずるがステージに登場。なんでも2次審査の応援に駆けつけたとのことで、緊張が張り詰めていた会場が一気に笑いに包まれる。しずるの2人は次のEグループの実技審査の間、特別審査員として会場に残り、歌唱後の質疑応答でも会場をわかせていた。

すべての実技審査が終わるまで約5時間。第三者である我が取材班の目から見ても(耳で聴いても)なかなか甲乙はつけがたいが、どの応募者も真剣な表情とすごい気迫で精一杯の表現をしたことは確か。2次審査の結果は3月末に発表、その後WEBでの3次審査を経て、最終審査は5/26に赤坂BLITZで開催されるライブ審査。栄冠を手にするのは3組。次代を担う女性ボーカリストはいったいどの応募者なのだろうか?

TEXT:Takeshi.Yamanaka

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