飛ぶ鳥を落とす前にファイヤー! と叫ぶ勢いで音楽シーンを縦横無尽に暴れまくっているグッドモーニングアメリカ。彼らの原点は、自身のCDデビューを前に企画して大きな話題を呼んだV.A.『あっ、良い音楽ここにあります。』シリーズだった。そのシリーズ最新作、バンド同士の出会いをきっかけにして2014年の音楽シーンの最先端で芽吹く数々の新たな才能をギュッとパッケージしたV.A.の第四弾『あっ、良い音楽ここにあります。その四』がリリースされた。同シリーズ特集が恒例となったJUNGLE☆LIFEでは、中心人物であるG./Cho.渡邊幸一とBa./Cho.たなしんの2人に全参加バンドについて訊きまくった。
●前回のV.A.『あっ、良い音楽ここにあります。その参』が2013年3月だから、約1年半ぶりですね。
たなしん:はい。この企画を続けてきたからこそだと思うんですけど、今回お願いしたら「あ、あのコンピですか?」みたいな感じで言ってもらうことがすごく多かったんです。大変恐縮ですね。
●今作はバランスがすごくいいなとまず感じたんです。ジャンルや世代もそうだし、新しい出会いが多かったり。振り返ってみればですけど、前作まではグッドモーニングアメリカの活動を追いかけていればなんとなく想像がつくV.A.だったと思うんですよね。
渡邊:ああ〜、その通りかも。今作は対バンしたことがなかったり、出会ったことがなかったバンドが今まででいちばん多いかもしれない。今まで対バンして仲良くなって、みたいなきっかけが多かったから。より新しい風を入れたかったんですよね。面識もないところから、ホームページからメールしたりとか。
たなしん:これはこれで自然な流れかもしれないです。今回は自分たちでよく聴くバンドだったり、周りからいい評判を聞くバンドを聴いてみて「かっこいいね!」なんて言って、ライブを観させてもらって、その後に「挨拶しに行こうか?」っていう順序で。今の僕らの活動だったら自然な流れだったのかも。
●現場の最前線に居る感覚で新人発掘をしている感じ。
たなしん:そうそう。「良いバンドはいないかな?」っていうのは常に思ってますね。
■THE ORAL CIGARETTES「Mr.ファントム」
●彼らは奈良のバンドですよね。デビュー前からすごく話題になっていましたが。
渡邊:奈良で出会いました。シリーズ1作目のV.A.に奈良のKIDSが参加してくれていますけど、KIDSと僕らが3〜4年くらい前に知り合って、奈良に呼んでもらっていたりしたんです。その時に、THE ORAL CIGARETTESのメンバーと出会って仲良くなって。今まであまり対バンする機会がなかったんですけど、今回誘わせてもらったんです。「すごく参加したかったコンピです」と言ってくれて、すごく嬉しかった。
たなしん:ライブもすごくかっこいいし、今すごく勢いがあるじゃないですか。“当時出会っておいてマジ棚ぼただな”と思いました(笑)。
●彼らは若いんですよね。21歳とかかな。
たなしん:長野県の子たちなんです。YouTubeで“いいバンド居ないかな?”と探していたときにNECOKICKSの「1秒先の未来」という曲を聴いて「うわ、これはかっこいい!」と。
●あ、YouTubeで見つけたんですか。
たなしん:それですぐにホームページから「たなしんです。めっちゃ良い曲だったから連絡下さい!」って連絡したら、最初は嘘かと思っていたみたいで(笑)。
●たなしん詐欺かと(笑)。
たなしん:まさかグッドモーニングアメリカのたなしんから連絡が来るとは思っていなかったみたいで(笑)。その後ライブを観に行って、すごくかっこよくて。純粋な音楽ですよね。長野から上京してきて「一生懸命バンドをやってます」っていう子たちで、汚れてない。
●大先輩ですね。
たなしん:グッドモーニングアメリカで活動し始めて、ペギ(Dr./Cho.)が加入した時期に、けっこう聴いていたんだよね。
渡邊:普通に好きでめっちゃ聴いていました。僕らがメロコアからギターロックに移ろうとしていた時期で、「どうしたらいいんだろう?」って悶々としている時に、俺とたなしんがLOST IN TIMEにどハマりして、ライブを観に行ったりして。
●ふむふむ。
渡邊:金廣(Vo./G.)は弾き語りで海北さんと一緒にやらせてもらったり、たなしんもお話する機会があったりして。それでこのタイミングで「是非!」と。
たなしん:海北さんが「グッドモーニングアメリカは日本語ロックの希望だ!」みたいなことを言ってくれているんですよ。大変恐縮なんですけど、すごく嬉しくて。
●想像するにですけど、LOST IN TIMEは10年近く前、企画イベントを定期的にやったりしていて、シーン全体をなんとかしようという想いが強いバンドだと思うんです。だからグッドモーニングアメリカがやろうとしていることの真意を本当に理解してくれているんでしょうね。
たなしん:うん。そういうことでしょうね。嬉しいです。
●赤色のグリッターはどういうきっかけだったんですか?
たなしん:最初に観たのが今年の3月なんですけど、去年僕らも参加したスペシャ列伝ツアーのツアーファイナルなんです。ちょっと「今年はどんな感じかな」と思って観に行ったんですよ。そのとき、赤色のグリッターがオーディションに勝ち残ってO.Aで出演していたんです。
●叩き上げでそのステージを手にしたと。
たなしん:「すごくおもしろいバンドだな」と思って。年を聞いてみたら高校を卒業したばかりで。そしたらこの前、クリープハイプが武道館でやった日の帰りにばったりメンバーに会ったんです。
●たなしんは暗くても目立ちますからね。
たなしん:そこで音源をいただいたんですけど、聴いてみたらすごく良くて、それでお誘いさせていただいたんです。
●次はミソッカスですが。
たなしん:この前“SAKAE SP-RING 2014”というイベントに出させてもらったんですけど、その日に地元バンドしか集まらない打ち上げみたいなものがあって「地元の若い子がいっぱい居る打ち上げがあるので、たなしんさんが来たらみんな絶対テンション上がるから来てやってくださいよ!」と言われたから行ってみたんです。その中でミソッカスのヴォーカルがいちばんおもしろかったんですよ。
●アハハハ(笑)。
たなしん:めちゃめちゃおもしろくて。それで、まず連絡先交換して「デストロイはるきち…パンチあるな」って思って、そしたら次の日にLINEで「住所教えてください」って。それで住所を教えたら音源を送ってきたんです。封筒に「良い音楽ここにあります」と書いてあった(笑)。
一同:アハハハハハ(爆笑)。
たなしん:「コイツおもしろいな〜!!」と思って(笑)。音源ももちろんめちゃめちゃかっこよかったので誘ったんです。
渡邊:そんなことがあったんだ(笑)。
●見え見えの下心は逆に好感が持てますね(笑)。
渡邊:逆に気持ちがいいですね。
たなしん:彼らはふざけているようですごく真面目だし「なんとか自分たちのバンドを盛り上げたい!」という気持ちが強くて。そういうのって僕たちもすごく分かるので嬉しかったです。
●QOOLANDはどういう繋がりなんですか?
渡邊:僕が声をかけさせてもらいました。ずっと前から名前をよく聞いていて、PVを観たら本当に斬新というか新しいと思って。でもライブは観たことがなかったんですよ。それで“COMIN'KOBE'14”で初めて観て「やっぱり良いバンドだったな」と改めて思って声をかけさせてもらったんです。
●なるほど。知り合ったのはつい最近だったんですね。
渡邊:“COMIN'KOBE'14”の楽屋で意気投合して。若いバンドだと思っていたら、メンバーの1人が僕らと同い年なんですよ。共通の知り合いもけっこう多くて、それも含めて何か嬉しかったです。
●もともとGENERAL HEAD MOUNTAINで活動していた松尾くんのバンドですね。
渡邊:前々から知ってはいたんですけど、実は絡みはなかったんですよ。
たなしん:GENERAL HEAD MOUNTAINの時も。
●あ、そうなんだ。
渡邊:でも共通の知り合いから良い噂ばかり聞いていたんです。例のごとくYouTubeでいろいろ観させてもらって「本当にかっこいいな」と思って。だからこのタイミングでこういう風に誘わせてもらったんです。でも一緒にライブしたりとか、まだ直接はお会いしたことがないんです。
●松尾くんはすごく愛すべき男ですよ。
渡邊:会うのがすごく楽しみです。今回の「本当のこと」もすごくいい曲ですよね。エモーショナル具合がすごく好きなんです。
●ネコグスパブリッシングは?
渡邊:ペギ枠ですね。
●彼は独特な人脈がありますね(笑)。
渡邊:ハハハ(笑)。今作で誰を誘おうかメンバー全員で話したんですけど、ペギが「吉祥寺で知り合ったバンドで、知名度はないかもしれないけどギラついていて、誘いたい」って言うから「ペギがそこまで言うなら…」という流れで。僕らはこないだ初めてネコグスパブリッシングと会ったんですけど、案の定ペギの紹介っていうことだけあって、パンチの効いた人たちでした(笑)。
●音源同様、パンチ効いてたのか(笑)。
渡邊:このV.Aに参加できることをすごく喜んでくれて。発売日の前日に船長のTwitterを見たら、ちょうど関西でライブがあったみたいで、わざわざこのV.Aのお店周りとかしてくれてたんです。「コメント書かせてもらいました!!」って。そういう熱量を持って参加してくれたのは本当にうれしかったですね。新鮮な気持ちになった
●彼らは独自の活動をしていますよね。すごく自由だと思うんです。そういうバンドがこのコンピに入るのはすごく良いことだと思う。
渡邊:V.A.の現場感をより出してくれていますよね。いい意味で全体の空気感をゆるめてくれる。ありがたいですね。
●asobiusの登場は衝撃的だったんです。
渡邊:衝撃的でしたよね。「センスいいな」ってすごく思いました。僕がひたすら大好きなんですよ。
たなしん:彼らが出演しているイベントとかに顔を出すと、必ず挨拶をしに来てくれていて「いつかグッドモーニングアメリカとも対バンしたいんです」と言ってくれていたんです。そういう接点はあるけど対バンは未だないっていう状態だったので「じゃあ誘っちゃえ」って。
●幸一くんが言ったように、asobiusのセンスはすごいですよね。こういう音楽を日本のバンドがやっているのが本当にびっくりした。
渡邊:ですよね。Coldplayみたいな洋楽っぽさというか、スケールの大きさが大好きなんです。
●ザ・チャレンジとは独特な繋がりらしいですが。
渡邊:そうなんです。なにせ最初の接点がカレーの売り子でしたからね。2012年の“あっ、良いライブここにあります。”で初めてイベントをやったときに、カレーの売り子として沢チャレさん(沢田チャレンジ)が登場してくれたんです。
●カレーの売り子(笑)。
たなしん:すごく盛り上げてくれたんだよね。
渡邊:その後、2013年の“あっ、良いライブここにあります。”の時は渋谷TSUTAYA O-EASTでO.Aとして出演してもらって、今度はバンドですごく盛り上げてくれて。そういう流れで、今回は是非とも音源の方に参加してもらえないかと。
たなしん:だからザ・チャレンジを発掘したのはグッドモーニングアメリカなんですよ(笑)。
●TheSpringSummerは大阪のバンドですね。
渡邊:ずっと前に対バンしたことがあって、その頃はあまり話せなかったんですけど、僕は個人的にTheSpringSummerの音楽が好きで。それで共通の大阪の友人も多くて、このタイミングで声をかけさせてもらったという感じですね。
●彼らはTHROAT RECORDS(LOSTAGE 五味岳久氏主催のレーベル)所属ですよね。
渡邊:そうなんです。あまり話したこともなかったので最初はちょっと誘いづらいところもあったんですよね。でも「僕、実はTheSpringSummerのファンなんです」と言ったら、TheSpringSummerのみんなも「グッドモーニングアメリカめちゃめちゃ好きなんですよ」と言ってくれて。
●おお!
渡邊:それがすごく嬉しかったし、“ネコフェス”でも共演して仲良くなったんです。
●SHIT HAPPENINGはどういう繋がりですか?
渡邊:付き合い自体は長いんですよ。彼らはメロコアのシーンでやっているイメージがあったので、ギターロックというか、こういう畑でやったら盛り上がるだろうし、お客さんも好きなんじゃないかなと思って誘ったんです。
●それにSHIT HAPPENINGの「透明人間」は、グッドモーニングアメリカ以外で唯一の未発表曲なんですよね。
渡邊:そうなんです。新曲です。そういうところからも彼らの気持ちが伝わってきて。嬉しいですね。
たなしん:ありがたいですね。新曲は俺らとSHIT HAPPENINGだけなんです。
●paioniaはどういう経緯で誘ったんですか?
たなしん:去年“UKFC”というイベントで初めて観て「これはかっこいい。3ピースですごく渋いライブする!」と衝撃を受けたんです。音もまれに見る感じというか、昨今のバンドの中でも際立つ本物の音を出しているなって。勢いのあるバンドだったり、NECOKICKSとか個性的なバンドが居る中で、paioniaが入ってくれたらより全体がキュッと締まりますよね。
●ドラマチックアラスカは?
渡邊:名前がグッドモーニングアメリカに似ているって何回も言われるんです(笑)。
●あ、確かに(笑)。
渡邊:そういうこともあってめちゃめちゃ気になってて。「これは1回ライブ観てみたいな」と思っていたら、熊本のサーキットイベントで一緒になったんです。そしたらドラマチックアラスカのPAをやっていた人が知り合いだったんですけど、僕らは時間がなかったから彼らのライブを観た後に挨拶ができなかったんですよ。
●はい。
渡邊:そしたらPAの人がドラマチックアラスカのメンバーに、「グッドモーニングアメリカが観に来てくれてたよ」と話してくれたみたいで、僕らのライブが終わった後に全員で挨拶に来てくれて。「わざわざありがとうございます!」って。その後、他のイベントでも一緒になることがあって、仲良くなったんです。
渡邊:My Hair is Badも共通の友人から「めっちゃかっこいいよ」と聞いていて、YouTubeを観て声をかけさせてもらったっていう。
●なるほど。
たなしん:“COMIN'KOBE'14”で一緒に観たよね。
渡邊:そうそう。僕とたなしんで「声かけてみたいんだよね」って。「まずライブを観させてもらおう」と。
たなしん:それがすごくかっこよくて。
渡邊:雨の中ライブをやっていたんですよ。
●My Hair is Badの音楽はものすごく熱量がありますね。
渡邊:感情を「バッ!!」ってぶつけるいいライブだなと思って。
たなしん:熱量を「ウワーッ!!」って出すバンドって、このV.A.では放ツ願い以来かなと思います。こういう熱量のあるバンドがV.Aに入ってくれたら、作品としてすごく幅が広がりますよね。
●確かに熱量がここまで高いバンドはあまり参加していないか。
たなしん:久々に感情を揺さぶられるライブだったんです。だから参加してくれて嬉しいです。
●Suck a Stew Dryは意外だったんですよね。
たなしん:スペースシャワーTVのmobという携帯サイトでカレー部という集まりがあるんですけど、ヴォーカルのシノヤマくんとそこで最初に出会ったんです。
●あ、バンドの繋がりが最初ではないんですね。
たなしん:そこで音源交換して「かっこいいな!」と思って、その後ちょくちょくプロモーションで会う機会もあったんです。でも実は未だライブを観たことがないんですよ。でもすごく評判が良いこともあって、「こういう企画があるんだけど」って今回誘ったら「ぜひぜひお願いします!」っていう。
●僕も最近観れていないんですけど、シノヤマくんってある意味バンドシーンにあまり擦れていないというか、ライブで物凄い眼力があるんですね。背も高いから迫力もあるし。シノヤマくんだけじゃなくて、両サイドのギターが変態なんですよ。それでライブはけっこう激しいんですよ。そのバランスがすごく良いですね。
たなしん:Suck a Stew Dryのお客さんの層は僕らとはちょっと違って、GOOD ON THE REELに近いイメージなんですよ。ちょっと切ないのが好きな人が多いというか。
●うんうん。
たなしん:だからそういう人たちにも聴いてもらいたいし、楽しんでもらえる作品になったんじゃないかと思います。
■nothingman「幸せの順番 -The day we be happy-」
●nothingmanもミソッカスと同じく名古屋のバンドですね。
たなしん:名古屋が地元の後輩バンドに「名古屋でかっこいいバンドいない?」と訊いたとき、今回の「幸せの順番 -The day we be happy-」のMVを観させてもらったんです。ノンフィクションでプロポーズするっていうようなMVなんですけど、すごく感動的で。それで今回のV.A.を企画するとき、幸一に「このMV観て! どう?」って訊いたら「これいいね!」って。
渡邊:俺、このMVで3回泣きました(笑)。この曲を聴いて「是非この曲で参加してほしいな」って。
たなしん:この曲を広めたいっていう想いもあるんです。だから少しおこがましかったですけど「この曲で参加して下さい」ってお願いして。
●nothingmanのヴォーカルの方はすごく個性的っていうか、1回聴いたら忘れられない声ですよね。
渡邊:懐かしい感じがしますよね。最近の甲高いというかヴォーカルというより、ちょっと前の男臭いギターロックというか。この雰囲気がすごく好きなんです。
●この曲は原点回帰的なメッセージがありますよね。
たなしん:そうですね。サウンド的には僕らのルーツに近い音というか。4つ打ちなわけではなく、こういったアプローチでV.Aに参加するのがおもしろいなと思ったんです。
●はい。
たなしん:10月に発売するアルバムの曲と一緒にレコーディングをしたんですけど、アルバムを作る時に「どういう曲を作ろうかな?」とミーティングをしたんですよ。その時に、昔作ったデモを聴き返していたんです。そしたらこの曲の原曲が出てきて「これをV.Aに入れよう」と金廣のアイディアで収録することにしたんです。歌詞は夏っぽい匂いがするというか、青春っぽい曲ですよね。
●今回は若いバンドが多いですけど、思っていたよりもダンスロックが少ないんですよね。
渡邊:それは僕も思いました。前作はそっちの色が強く出たと思うんですけど、今回はリズムの面でも曲調の面でもバランスがいいというか。いろんなジャンルが入ってますよね。
たなしん:もちろん今までの作品もそうなんですけど、今回は特にみんな勝負を掛けている気概を感じます。みんな推し曲で来てる。
●あ、そうかもしれない。
たなしん:そういう曲で来ている感じが嬉しかったです。「気合入れてくれてるんだな」みたいな。
●そして11月には大阪BIGCAT、名古屋DIAMOND HALL、渋谷TSUTAYA O-EASTで“あっ、良いライブここにあります。”がありますよね。楽しみですね。
たなしん:楽しみですね。
渡邊:去年は東名阪で2会場ずつでやったんですけど、それが経験的にもイベント的にもすごく意味のあることだったんです。東京はともかくとして、名古屋DIAMOND HALLと大阪BIGCATという2会場でも2ステージでやらせてもらったのがすごく大きな経験だった。だから今回は、去年の反省も活かしつつ、万全でイベントができると思う。
たなしん:去年まではけっこう手探り感が強かったんですよ。でも今回は今までの経験も活かしつつ、そこに新しいバンドのエネルギーも巻き込んでいきたいなと。より良いイベントになるんじゃないかと思います。僕らも楽しみです。
●楽しみにしています。では最後に、たなしんお願いします。
たなしん:みんな『あっ、良い音楽ここにあります。その四』聴いてね! “あっ、良いライブここにあります。2014”も来てね! よろしく! 3! 2! 1!
一同:ファイヤー!
Interview:Takeshi.Yamanaka
Assistant:馬渡司