2011年3月11日。あの日からわずか3カ月後の6月に産声をあげた「大作戦」。ライブハウスに生きづく人たちの、“真実と志”を伝えるために…。
東北ライブハウス大作戦によってスタートした、大船渡フリークスです。市内の土地嵩上げに伴い、この度一旦移転仮営業というかたちになりましたことをご報告致します。
2012年の8月に完成してオープンに至ったフリークスは、沢山のアーティスト、お客さんの支援があり、少しずつですが確実に存在を確かなものへと変えていきました。もともとライブハウスがなかったこの大船渡という土地にどのように根付いていったらいいものか、店長の菊池筆頭のもと、スタッフと周りを支えてくれる有志の仲間と共に日々精進してきました。一度だけ地震による公演中止という日もありました。そのようなときの意見の相違などもありましたが、日々続けてきた結果、地元の商店の一部として看板を並べられるところまで来る事ができました。ライブハウスがこれからも必要だと、地元の商業を代表される方にも言ってもらえることができました。観光、買い物、いろいろなきっかけで被災地に足を運ぶ方がいると思いますが、ライブというきっかけで被災地に足を運ぶ方も多くいるようです。
被災地にあるライブハウスだからこその存在意義というものをこれか らも意識して、少しでも街の発展の一助になれるよう努力していかなければなりません。
さしあたりフリークス自体はプレハブの商店街の一角に店を構え、「ラコスバーガー大船渡」の看板も出しながら、アコースティックライブができるお店として活動していこうと思っています。
たまには屋外でのイベントを行ないながら地元のバンドマンに機会を作ったり、ツアーバンドも混ぜたりできたら…などとも考えていますが、まだ未定です…。可能性は未知。なにせなにも無いようなところですから。
また1から始めます。
リレー方式ということで、次は宮城県石巻市のBLUE RESISTANCE黒澤さんにキラーパス。
フリークス菅野でした。(TILITILIもよろしく)