90年代は振り返れば無茶苦茶な10年だった。
パンクもロックもファンクもヒップホップも混ざりあいミクスチャーという言葉が街中にあふれ様々な流行を生み出していった。
そんなミクスチャー文化を勝手に総括したような実に痛快なアルバムがBoard Soleから届けられた。2014年にあふれ出るユーモア。ジャンルを飛び越えるというよりはすり抜ける天邪鬼さ全開の痛快な(精神的)ハードコアアルバム!
各ジャンルが入り乱れる濃厚なアレンジにも関わらずボーカルのメロディーの良さ、コーラスワークやラップ等の声モノのポップさこそ彼等の真骨頂。
またレコーディング・ミックス・マスタリングは四谷アウトブレイクで行われた完全現場主義DIY作品の点というのも見逃せない。