2009年5月、Daisuke、Kotaro、Jun、元メンバーであるShinjirangerが集まり、映像と音楽を演出するプロジェクトとして結成。トランス、メタル、ガバ、といった音楽を取り入れたサウンドを確立、後にYosukeが加入。強烈なコンセプトを基に描かれた新作をリリース。
ジャングルライフを愛読してくださっている皆さん。新作『East of Eden』についてお話させていただこうと思いますが、これまでの僕らの音楽基調であるトランス、メタルを継承しつつクラシック要素も取り入れた自信作です。
この『East of Eden』の制作に至った経緯ですが、何年も前から僕は聖書を独自研究していて、この中で得られた言葉や、教訓、そこから自分なりに現代社会や自分の暮らしに照らし合わせてみて想ったことをいつか音楽で表現したいな、と考えていました。僕は聖書のことを人間の取扱説明書と考えていますが、そのような視点からこの本を読むと、必ず自分の醜さや愚かさ、世間との間に強烈なズレが生じます。
“独りになりたくない。皆と一緒がいい。”
日々の生活の中で、誰の声でもなくこんな言葉が聴こえてきます。科学の進歩に“平等”という言葉を擦り付け、生きるべき水準を満たしたつもりで、賞賛の声をスピーカーで大音量で鳴らす大人達、そんな中で振り落とされないように必死に暮らし、しがみついている人を誰が救ってくれるんでしょうか。
“自分の力で立ち上がれよ”と、時代はそう唱えるでしょう。しかし、他人の力無しでは立ち上がれない人もいるんだと、その想いをすべて『East of Eden』という作品に込めました。愛と皮肉を込めまくった今作品、是非多くの方に手に取っていただきたいと思います。
ライブで演奏するのも僕ら自身とても楽しみにしています。生演奏を聴きに来てください。ツアーファイナルは、5/31(金)に渋谷サイクロンで行います、ライブ会場でお会いしましょう!
Vo./Sequence Daisuke