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BEANBAG

BEANBAG

スケールアップした珠玉のパワーポップがカラフルに弾け出す!

今年5月にDr.ハルオが正式加入したBEANBAGが、約3年ぶりとなるミニアルバム『4』を掲げてシーンに急浮上する! 一段とスケールアップしたサウンドとVo.YUMIのパワフルかつ透き通るように爽やかな歌声がカラフルに弾け出す今作は、まるで目の前でステージを観ているかのように溢れ出すライブ感に思わず歌い、踊り出したくなる1枚だ。そんな珠玉のパワーポップチューンを引っさげた彼らは、止まることなく走り続けてきた勢いを今爆発させる。

インタビュー

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●音源としては約3年ぶりになりますが。
YUMI:メンバーチェンジとかもあって、色々サポートの人に助けてもらったりもしていて。ライブでの音作りを1からしていく作業に、時間がかかったんですよね。
●ハルオさんが加入されたのも今年の5月と最近ですもんね。
YUMI:でも、ハルオくんはここ1〜2年くらいずっとサポートをしてくれていたんですよ。
●正式に加入するきっかけは何だったんですか?
YUMI:例えば男女がいて、お互い好きということがわかっているんだけど、どちらからも言い出せない感覚ってあるじゃないですか。そういう感じだったんです(笑)。
●もどかしいような感情?
YUMI:タイミングとかも含めて、なかなか言い出せなくて悶々としていた日々があった。でもある日、テツシが思いきってハルオくんに告白したんですよね(笑)。
●そこでやっと想いが通じ合った(笑)。それから今作の制作に入るわけですか?
YUMI:いい加減出さないといけないなっていうのもあったし、正式メンバーが決まるっていうタイミングもあったし。いろんなグッドタイミングが重なっていたんですよね。でも音源を作りたいっていうのは、BEANBAGのライブとしての音が段々構築されていって“こういう感じかな”と思い始めた頃から考えていて。
●徐々にバンドの中で制作への意欲は高まってきていたんですね。
YUMI:ライブでしかやっていなかった曲をライブに通ってくれているお客さんに音源として発表したかったんですよね。あとは、3年間何も出さなかったっていうブランクもあるので、また新たな名刺代わりになるようなアルバムを作りたかった。
●今作『4』を聴いた時に、前半すごく爽やかで明るい雰囲気から、後半にかけて少し切ない感じになっていくような印象を受けたのですが。
YUMI:私たちが今やっている30分のライブって、大体そういう流れなんですよ。最初に疾走感のある曲を持ってきて、最後はちょっと切ない感じの曲で終わるみたいな。
●ということは、今作はBEANBAGのライブの流れを意識している?
YUMI:やっぱり私たちはライブ中心のバンドなので、ライブ感が伝わるようには心掛けましたね。
●タイトルはなぜ『4』なんですか?
YUMI:4人になったからです(笑)。
●やっぱり、そのままなんですね(笑)。
YUMI:あとは4枚目のアルバムという意味でもあります。
●ライブの流れももちろんですが、M-1「プラスティック」はアルバムとしてもすごく1曲目に相応しいキャッチーさがありますね。この曲の歌詞は、どういうことを歌っているんですか?
YUMI:人間関係において、意外とすぐに崩れてしまったりとか、カッチリしているようで“こんなにモロかったんだ”と感じることってよくあるじゃないですか。この曲はそういうことに対して思い詰めるんじゃなくて、気楽に考えようよって言っているんですよね。
●それはYUMIさんが普段思っている考えの中から生まれてきた感情?
YUKI:基本的に歌詞は私が普段から思っていることが反映されていますね。
●歌詞は普段、どういう風に作っているんですか?
YUMI:私は言葉もリズムの一部だと思っているので、メロディのリズムに合わせて言葉を上手く流れるように当てはめていく。特にちょっとラップっぽいものが入っている歌詞は、そういう作り方をしていることが多いですね。
●じゃあメロディが先にあって、それに合わせて歌詞をつけていくんですね。
YUMI:「これは歌詞で使いたいな」っていう言葉とかは書きためていたりもします。
●M-2「JUMBO」はタイトルから既にインパクトがありますが。
YUMI:自分の頭の中にある自分勝手な想像というか、“自分さえよければいい”っていう考えって誰にでもあると思うんですよ。私もその考えが無意識のうちにどんどん大きくなっていくことがあって。その大きさを、“BIG”でも“大きい”でもなく、もっとコミカルな響きの言葉で表現したかったんですよね。だから“JUMBO”にした。
●確かに、言葉の響きはコミカルですね(笑)。「プラスティック」もそうですけど、YUMIさん自身はすごく深く物事を考えているじゃないですか。でもそれをそのまま歌にするのではなく、YUMIさんなりにポップにして表現しているような感覚があるんですかね?
YUMI:それはありますね。私は基本的に真面目なタイプの人間らしいんですよ(笑)。それは自分でもすごく思うんです。だから、いつでもちょっとしたユーモアがどこかにないかなって探しているというか。自分に欠如している部分を頑張って引き出そうとしている感覚があって。それを、歌詞を書く時にも常に探しているんですよね。
●M-3「Spanking Love」とかもそうじゃないですか。すごく爽やかな曲なのに、歌詞にはドロドロした部分もある。
YUMI:この曲は一言で言うと“おしおき”ですね。そもそも“Spanking”って言いにくいし、言うのが恥ずかしいでしょ? “恥ずかしいことも口に出して言えばいいわ”と思って(笑)。
●今私、辱められています?(笑)。
YUMI:辱めています(笑)。
●「JUMBO」と「Spanking Love」は曲自体が続いているようなアレンジになっていますけど。
YUMI:これはもう、そのまま踊ってほしいなと思ってそうしましたね。
●これはライブをイメージしているからこそのアイディアなのかなと思いました。こういうアイディアは、メンバーと話し合って出てくる?
YUMI:大体、こういうことはメンバーみんな共通しているのかな。誰か1人が「こうしよう」って言うよりは、メンバー全員がなんとなく思っていることが共通しているというか。
●メンバー全員がなんとなく同じ感覚を持っているということ?
YUMI:すごく長くこのバンドを続けているので、言葉にしなくてもわかり合えている部分があって。それは良くも悪くもあります。本当は言葉にした方がいい部分もあるんですけど、お互いに「あいつはこうだろう」っていう風にわかってしまっているというか。
●でもそれがあるからこそ生まれるものも、たくさんあるわけですよね?
YUMI:もちろんですね。特にライブの時はそれがすごくあります。もう何年やってきたのかわからないくらい一緒にいますからね。最近“結成何年目”を覚えている人をすごいと思うんですよね、「数えてるんや!」って(笑)。
●いや、計算すればすぐに出てきます(笑)。あまりそういうのを気にせずに続けてきた感じがある?
YUMI:だから長く続いているのかもしれない。日本人って節目が好きだから、数えていたら「今年で15年だから解散しようか」っていう風になっていたかもしれませんね。これからも私には結成年数は教えないでほしい(笑)。
●知らなくていいと(笑)。M-4「アラカシ」だけは以前音源化されている楽曲だと思うのですが、今作に改めて収録しようと思ったのはなぜですか?
YUMI:今作には切ない系の曲を絶対に1曲は入れたいと思っていたんですよ。私はコウスケの書くメロディがすごく好きなんですけど、その中でも特に良いなと思うものを今回、ハルオくんを入れた4人で新たにレコーディングしたかったんです。
●リリースが空いた3年間より以前に出来た曲は、この曲だけ?
YUMI:作っていたけどずいぶん長い間、手をつけていなかった曲もありますね。M-5「サミダレボシ」がそうなんですけど。この曲はメロディやアレンジもかなり変えて、この4人で新たに作り直した曲です。でも土台は元々あったんです。
●「サミダレボシ」は“五月雨”という言葉通り、リリースタイミング的にもぴったりな季節感の曲ですね。
YUMI:アルバムが発売する時期に見れる星で、“五月雨星”っていう星が本当にあるんですよ。だからちょうどいいなと思って。
●歌詞も切ない感じが合っていて。
YUMI:弱い光を自分に投影している歌詞ですね。結構そうやって、自分を何か別のモノと照らし合わせて詞にするのが好きなのかもしれない。
●全部で6曲というのは、最初から決めていたんですか?
YUMI:私たちは30分のセットでライブをすることが多いんですけど、30分だと大体6曲くらいじゃないですか。今作は、その中で今私たちができる一番いい流れだと思うんですよ。でも次は絶対にこの流れを越えていきたいっていう気持ちもあって。
●BEANBAGの次を見せるための6曲?
YUMI:やっぱり30分では終わりたくないですからね。もちろん終わらせるつもりもないんですけど。
●ということは、今作が出来たことによってBEANBAGが次に進むべきステップが見えた?
YUMI:ステップが見えたというよりは、この4人で進むことに確信を得たというか。今回、ハルオくんが入って初めてのレコーディングだったから、どういう感じになるのかっていうのは私たちもハルオくん自身も心配していたと思うんです。でもすごく心地良く録ることができたので、私たちはこれ以上のモノを作る力があると思えたんですよね。この4人なら、今後は今作以上にいい化学変化が起こせると思う。
●じゃあ今はまさにバンドとして最高の状態なんですね。
YUMI:仲もめちゃくちゃいいですからね。あとは今回、楽曲を先行配信したり私たち的に新しいことにも色々チャレンジしていて。配信限定の「ネットサーフィンU.S.A.」っていう曲もあったりするので、そういうところとかも含めて今後も注目していただきたいなと思っています。

Interview:中路 亜紀

メンバー

Vo.YUMI
G.ハルオ
Ba.カナザワコウスケ
Dr.タカイテツシ

リリース

4
New Mini Album 『4』
Daphne Reocrds
XQFV-1025
¥1,890(税込)
NOW ON SALE

オフィシャルサイト

http://www.beanbag.jp/

音源試聴