ジャングルライフ

全国15万部を誇る日本最大級の
ミュージックフリーマガジン

A.K.R Records

A.K.R Records

元洋楽レーベルスタッフが立ち上げた邦楽パンク、ロック、メロコアを中心としたレーベル・A.K.R Recordsから2アイテムがリリース!

インタビュー

戻る

Jolly Bobby SEX

ジャンルの壁を越えて響くグッドメロディー

02年に前身バンドEAST NINEを結成し、05年にメンバーチェンジを経てJolly Bobby SEXとなった福岡在住のメロディックハードコアバンド。彼らの1stフルアルバム『Cut the line』は、卓越したセンスにより放たれるグッドメロディーが魅力的な1枚。哀愁感漂う渋い楽曲から踊れる楽曲まで、ジャンルの壁を越えて表現されるサウンドは聴く者を選ぶことなく届く。


●元々はEAST NINEというバンド名で活動されていたということですが。
YUUKI:そうなんですよ。俺が学校で元ベースのKAZUYAを誘って始めたんですけど。
RYU:その後に俺とKO-SHOが入った感じですね。
●じゃあそんなにメンバーチェンジが激しかったわけでもないんですね。
YUUKI:KAZUYAが「俺は革ジャンを着た天気予報士になる」と言って抜けて、NAOKIが入ったくらいですかね。ちなみに彼は天気予報士にはなれなかったみたいなんですけど(笑)。
●(笑)。バンド名を変えたのは?
YUUKI:NAOKIが入ったこともあって、気分転換で変えようってなりました。
●サウンド的にはEAST NINEの頃から変化しているんですか?
YUUKI:よりポップで、よりアグレッシブになったと思います。07年に兵庫のIQ20っていうバンドとツアーを回ったんですけど、その頃から曲やライブが変化していきましたね。
●楽曲の作詞・作曲はYUUKIさんがされているということですが、Jolly Bobby SEXとしてやりたい音楽のイメージって、どういうものなんでしょう?
YUUKI:パンクでありポップでありハードコアであり、何より“良い曲”である事ですかね。
●それをイメージして今作の楽曲も制作していった?
RYU:半分くらいはそうですね。今年に入ってから今作をリリースすることが決まったんですけど、そこから作り始めて。でも昔からある曲もあって。M-9「He come back from London」とかは、ずっと前からやっている曲でもある。
KO-SHO:この曲は最初はいまいちだったんですよね。でもアレンジをしていくうちに、今では名曲だと思える曲になった。
●ずっと温めていた甲斐があったというか。今作の選曲自体はどのようにして?
YUUKI:完成度の高い曲を選びつつ、Jolly Bobby SEXのいろんな顔を見せられるようなものにしようと選んでいきました。
●確かに楽曲もいろんな色があるし、何より今作を聴いた時に、ものすごい勢いを感じたんですよね。それはタイトルの『Cut the line』とも繋がるかなと思ったんですが。
YUUKI:俺は音楽にしろ政治にしろメディアにしろ、世の中のみんなが上手く操られているような気がしていて。もちろん俺たちもその一部なんですけど、その俺たちを操っている線を断ち切りたいと思ったんですよね。だからそういう想いを込めてこのタイトルをつけました。
●アルバムのタイトルをイメージして出来たのがM-1「Cut the line」?
YUUKI:いや、逆ですね。この曲が最初に出来て、俺の思っているイメージとも合ったのでタイトルにしました。
●M-3「Right now」は、メロディックでもハードコアでもない渋い哀愁感のあるメロディのイントロが印象的でした。これはどうやって生まれたんでしょう?
KO-SHO:スタジオで曲を合わせていて、ふと頭に浮かんだリフを口ずさんだらすごくムーディーになっていたんですよね。でも“これだな”と思ったので、そのまま使うことにしました。
●楽曲のアレンジ自体はメンバーみんなでやっていくんですか?
KO-SHO:ギターに関しては俺が家で考えたり、NAOKIと2人で作ったりする感じなんですけど。
RYU:それぞれフレーズによって目立つ人が代表者みたいな感じになるんですよね。「Right now」のイントロだったら、KO-SHOが目立つパートなので全員がKO-SHOに合わせて作っていく感じで。
YUUKI:スタジオでみんなで合わせていても、思い浮かばなくて中々進まないんです。
●だから代表者を決めて、その人に合わせると。今作は本当にさっきYUUKIさんも言っていた“良い曲”が詰まったというか、メロディックハードコアというジャンルを越えた親しみやすさとか聴きやすさのある1枚だなと思いました。
RYU:でしょ?(笑)。少なくとも日本ではありふれていない“良い曲”が詰まっていると思います。だから是非聴いてほしい。
YUUKI:最近の音楽に飽き飽きしていた人に、少しでも楽しんでもらえたらと思うアルバムですね。
●リリース後はツアーも回るそうですが、Jolly Bobby SEXのライブの魅力は何ですか?
YUUKI:他のバンドも同じだと思いますけど、“Show”じゃなくて“Live”なところですかね。
RYU:あとはKO-SHOの狂った感じも見モノですよ(笑)。
●ライブになると狂うんだ(笑)。今は地元福岡での活動が中心ですが、今後は活動を広げていきたいという願望もある?
RYU:それはもちろん! みんなに観てほしいです。
NAOKI:北海道に行きたい。
●やっと喋ったと思ったら(笑)。NAOKIさんはツアーの目標とかあります?
NAOKI:ご当地名物が食べたい!
●ありがとうございました!(笑)。
一同:(笑)。
RYU:でも本当に良いアルバムが出来たので、聴けば気に入ってもらえると思います。だから聴きに来てください!

Interview:中路 亜紀

NINE IDEAS

一聴で楽しくなれる圧倒的ライブ感

06年の結成以来、年間100本近いライブをこなすメロディックポップパンクバンド・NINE IDEAS。無料のパンクイベント“Free Punk Party”を行なうなど、常にシーンを湧かせてきた彼らが初の全国流通盤となる1stミニアルバム『Rock the Kids』をリリース! バラエティに富んだ楽曲から溢れ出す圧倒的ライブ感は、聴く者を一瞬で魅了するパワーを放っている。



●06年結成ということですが、元々3人はどういう関係なんですか?
Taro:僕は徳島出身なんですけど、高校卒業後に上京して組んだバンドのドラムがMikotoだったんです。でも当時組んでいたバンドが正直、微妙だったんですよね(笑)。だからMikotoと2人でバンドをやろうとギターを探し始めた。それからなかなかギターが見つからないまま2年くらい経って、ちょうど僕の地元の後輩で元々一緒にバンドを組んでいたKatsuが高校を卒業することになったんですよ。だから上京してこないかと誘って、今の3人になりました。
●信頼出来るメンバーで固まったわけですね。
Taro:結成した当初は3人のモチベーションがバラついていた時もありましたけどね。でももう最近はない。
●最近は3人の向く方向が一緒になってきた?
Taro:今作をリリースすることが決まってからは3人のモチベーションが安定して、自然と向く方向も同じになってきましたね。結成当初はKatsuは18歳だったし、僕も20歳だったから、そういう意味では最近は落ちついてきたのかもしれないです。
●NINE IDEASはツインボーカルですが、楽曲制作はどうやっているんですか?
Taro:曲は基本的に僕が全部作っていきます。ギターのフレーズだったりドラムのパターンもある程度のところまで作って、それを2人に聴かせて編曲してもらう感じで。歌詞も僕が書いているんです。
●でもメインで歌っているのはKatsuさんですよね?
Taro:どちらかと言うとKatsuの方が多いですね。でもライブではKatsuが歌うけど、レコーディングの時は僕が歌ったりっていうのもあったりします。
●今作『Rock the Kids』の中でもM-3「Find your confidence」の歌詞が気になりました。
Taro:この曲の歌詞は昔起こった殺人事件の話を元にしていて。この事件を知った時「これを曲にしたい」と思ったんです。僕たちの楽曲の中でも、唯一暗い曲なんじゃないですかね。
●NINE IDEASは明るい曲が多いですもんね。
Taro:ハッピーな感じが多いですね。“笑顔”っていう歌詞が出てくることも多いと思う。でもこの曲はすごく深い意味のある曲なので、是非聴いてもらいたいです。
●ただハッピーで楽しいだけで終わるんじゃなくて、ちゃんと考えさせられるというか。M-4「Waterloo Road」はカバーですよね?
Taro:この曲はイギリスのJason Crestっていうバンドの曲で。この曲を聴いてみんなが思うのはフランスの「オー・シャンゼリゼ」だと思うんですけど、僕は原曲であるこの「Waterloo Road」の方が好きなんですよね。だから元々ずっとライブでもやっていて。The Beatlesが好きな人なら絶対にわかってもらえると思います。
●The Beatlesとかもルーツなんですか?
Taro:昔はThe BeatlesとかThe Whoも聴いていましたよ。僕は聴く音楽のジャンルが広いんです。クラシックと演歌以外は全部聴くので。
●だから今作に収録されている楽曲もバラエティに富んでいるんですね。
Taro:どの曲も一緒に聴こえてしまう曲じゃなくて、全部色の違う曲をやりたいっていうのがあって。それが今作のバラエティ感にも繋がっているんだと思います。今作は結成当初から4年間で作った楽曲を収録した集大成的な1枚にもなっているので、特にそういう感覚が強いですね。
●NINE IDEASは結成当初からものすごい数のライブをこなしているバンドだと思うんですが。
Taro:憧れているバンドの活動履歴を見ていても、ものすごい数のライブをやっているんですよ。だから数をこなさないと良いバンドにはなれないっていう考えがあって。
●今作のリリース前にもツアーを回っていましたしね(笑)。
Taro:2〜5月の発売直前までの3ヶ月で全国53カ所を回りましたね。さすがに僕たちもこれまでで一番ハードなツアーでした。でもツアーが終わったらリリースパーティーをして、またツアーに出るんですよ。今度は沖縄から北海道まで全国コンプリートしようかなと(笑)。
●恐ろしいです(笑)。
Taro:ツアーは辛いことも多いけど、楽しいんです。ツアーが終わると虚無感があるくらい。これだけツアーをやっていたら今はどこに行っても仲間や聴いてくれる人がいて、それが僕たちの財産になっている。
●NINE IDEASにとってライブとはどういうもの?
Taro:“遊ぶ”っていう感じですね。多分僕たち自身もステージの上で遊んでいて、観てくれる人もそれを観て遊んでくれている。そういう壁のないライブをすることが僕たちの理想なんです。
●今後の目標とかってありますか?
Taro:アメリカに行きたいですね。夢はWarped Tourに出ることです。
●なぜアメリカに?
Taro:昔少しだけ留学をしていたんです。その時にアメリカの人たちは、日本人よりも音楽が身近にあってすごいなと思った。その感覚は僕がやりたい音楽の理想だし、今のNINE IDEASの壁のないライブや音楽性にも繋がっていると思うんですよね。

Interview:中路 亜紀

メンバー

【Jolly Bobby SEX】
YUUKI(Ba./Vo.)
KO-SHO(G./Cho.)
NAOKI(G./Cho.)
RYU(Dr./Cho.)
http://m-space.jp/a/?eastnine

【NINE IDEAS】
Katsu(Vo/G.)
Mikoto(Dr./Cho.)
Taro(Ba./Vo.)
http://www.nineideas.jp

リリース

Cut the line
1st Full Album 『Cut the line 』
Jolly Bobby SEX
A.K.R RECORDS
XQIL-1003
¥1,980(税込)
2010.7.21 Release

Rock the Kids
1st Mini Album 『Rock the Kids 』
NINE IDEAS
A.K.R RECORDS
XQIL-1002
¥1,500(税込)
NOW ON SALE

オフィシャルサイト

http://m-space.jp/a/?eastnine

音源試聴