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Smash up

Smash up

更に加速度を増して突っ走る4人
もう怖いものは無い

“ポップでキャッチー”を本当の意味で体現するメロディックシーンの雄、Smash up。前アルバム『777』を2009年1月にリリースし、DVDや限定シングルなどのリリースを挟みつつ精力的にライブを重ね、数多くのキッズたちを興奮させてきた。昨年夏にメンバーチェンジを経て、心身共にタフなバンドへと成長した彼らが放つニューアルバム『CIRCUIT』は、大型イベントや中国ツアーも含む数多くのライブで培ってきた経験と“Smash up節”とも言える感性が爆発した、2010年ライブハウスシーンのキラーアンセム。リリース後は40本を超えるツアーも決定。結成10年を迎え、更に加速度を増して突っ走る4人。もう怖いものは無い。

インタビュー

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Smash up Interview #1


●今年で結成10年になりますが、今作はアニバーサリー的な意識があったりするんですか?
TAKUJI:いや、10年前のメンバーって僕しか居ないし、確かにバンドとしては10年になりますけど、今回のリリースに関してそれを意識したことはまったく無くて。今は10周年の何かをするタイミングでもないと自分でも思ってるんです。目の前にあることを頑張っていこうという気持ちというか。
●あ、そうなんですね。
TAKUJI:去年メンバーチェンジもあったし、10周年というよりは心機一転というか新しい気持ちで今まで続けてきたことをもっともっとやっていこうという感じ。
●でも今作のM-9「STORY OF LIFE」とか、10年間のバンド活動を通じての心境的なことを歌ったりしてますよね。
TAKUJI:そうですね。今までは結構適当なことを歌ってて…歌に意味やメッセージ性を持たせることに関して、僕はあまり興味が無かったんです。歌は歌やし、好きなことを書こうと。
●うんうん。
TAKUJI:でも今回はメンバーが変わったということが僕の気持ちに大きく影響してると思う。10年間バンドやってきたことと照らし合わせてみて、自分の中の歴史だったり、これからどうしていきたいかっていうことを今回は真面目に書いてみようかなと。そういう歌詞が多いかもしれないですね。
●そうですよね。メッセージというか、想いが詰まってるような感じがしました。
TAKUJI:今作はもしかしたら自分に向けてだけで書いているのかもしれない。“がんばれ”とか“まだまだいける”とか“後悔するな”とか。2009年1月にリリースした2ndアルバム『777』と比べて、そういう心境的な変化が個人的にはめちゃめちゃデカかった。
●その『777』に「MY SONG」という曲がありましたが、あの曲についてTAKUJIくんは「自分のことをそのまま書こうと思った」と以前のインタビューで言ってましたよね。そういった経験が、今作の歌詞にも活きてるんでしょうか? 作詞のアプローチというか。
TAKUJI:そうですね。「MY SONG」はそのときの自分の心境をそのまま歌ってるから、歌ってても気持ちを入れ易いっていう部分はあったんです。今作の歌詞も、今の自分をそのまま書いてる感じがあります。
●「メンバーが変わったことが大きかった」と言っていましたが、去年の7月に前任のドラムが抜けたんですよね?
TAKUJI:そうです。僕らはライブを中心に活動を続けてて、まさに10周年を前にもっともっとガツガツ行こうという意識があって。簡単に言えば、そのペースについて来れなかった。
●あ、なるほど。
TAKUJI:そういうことがきっかけで意識のズレが生じて、アルバム『777』のツアーが終わって脱退したんです。だからツアー中は“このツアーを成功させなくちゃいけない”っていうピリピリした緊張感とはまた別に、“これからどうしよう?”みたいなミーティングもしていて。未だファイナルも終わってない時点ですからね(笑)。キツかった。
●それはキツいですね(笑)。
YOU:ツアー後に決まってたライブも何本かあって、それだけはやってもらおうということで。
TAKUJI:メンバーチェンジっていうのは今の僕らにとってすごく大きなことだったんです。今まで何度かメンバーチェンジを経験してますけど、IWACHANが入って以降はずっと同じメンバーで固まってたんですよ。
IWACHAN:俺が入って6年くらいやな。
TAKUJI:アルバムツアーが終わって「今からいくぞ!」っていう頃だったし、今までの積み重ねでそれなりに手応えを感じていて「俺らいけるんちゃう?」って思ってたんですよ。でも「ああー、やっぱ無理や!」って。
●アハハハハ(笑)。
YOU:僕らそういうのが多いんですよ。前のベースが変わったのも、1枚目のリリースの話をちょうど貰ってた頃で。「じゃあこれからどうする?」みたいな話をしてたら、前のベースが「いや無理! 俺、無理や! 辞めさせてほしい!」って言い出して(笑)。
●複数の人間が集まってやることですからメンバー全員が同じ熱量を持ち続けることって難しいですよね。で、KENくんがサポートになり、昨年9月に正式メンバーになるんですよね。KENくんはどういう経緯で?
YOU:KENちゃんは広島出身なんですけど、僕は以前、KENちゃんが別のバンドでドラムを叩いているライブを観たことがあったんです。しかも正式メンバーとかじゃなくて、急に決まったサポートみたいな感じで。その打ち上げとかで話してたら「僕、メロコアやりたいんですよ〜」とか言ってて。そういう記憶があったから、ドラムが抜けるってなったときKENちゃんに声をかけてみようと。
●KENくんは広島でバンドも組まずのほほんとしてたんですか?
KEN:はい。
YOU:広島で働いてたんです。「広島に住んでた頃はぶち(とても)金ありました」とか最近よく言ってますけど。
●あ、お金持ってたんですね。
KEN:はい。バンドはやってなかったけどお金は持ってました。
●なんかムカつく。
KEN:で、Smash upは知ってたし、声が掛かったときはすぐ「やります」と返事して。
YOU:とりあえず一緒にスタジオに入ったんですよ。でも僕ら3人の感想が「…大丈夫かな?」と。
●アハハハハ(笑)。
IWACHAN:ミスったなって思った(笑)。
TAKUJI:何曲か覚えてもらってきて、いちばん最初にバンドで合わせるときに「どの曲からやろう?」という話になったんです。「KENちゃんがいちばん得意な曲は何?」って訊いたら「「Moonlight 」が得意です」と。じゃあそれからやろうということでバーン! と合わせてみたんですけど全然叩けてないから「KENちゃん緊張してる? 気にせずに本気でやってよ」って言ったら、「MAXでやってます」と。全曲そんな感じでした。
●いっぱいいっぱいだったんだ(笑)。
TAKUJI:というより、カスでした(笑)。さっき言ったようにKENちゃんが広島に帰った後、3人で「どうする? これ大丈夫か?」って。
YOU:他にも候補が何人か居たので、別の人に声を掛けることも想定しつつ。
●でもKENくんが正式メンバーになったんですよね? その決め手は何だったんでしょう?
TAKUJI:その後、もう1回KENちゃんとスタジオに入ったんです。最初のスタジオで僕らから「ここはもっとこうして欲しい」みたいな課題を出してたんですけど、2回目のときにはそれをある程度クリアしてて。言ったらすぐにできるんだなって。
YOU:頑張ってきた感があったんですよね。
●目に見える進歩と努力を感じたと。
TAKUJI:でも3回目はまたカスに戻ってたんですけどね(笑)。でもやる気をすごく感じて。
YOU:結局、テクニックはそこまで求めていなかったというか。バンドに対して僕らと同じ熱量で取り組めるかどうかが重要で。テクニックなんて後から付いてくるもんやと思うし、KENちゃんも頑張ってるからまずはサポートから始めてもらおうかと。
●「ドラムが変わればバンドが変わる」とかよく言いますけど、実際にどうでした?
TAKUJI:最初の1本目はクソみたいなライブでした(笑)。
IWACHAN:そうそう(笑)。
YOU:なんかフワフワしてたというか。自分らの曲やのにコピバンみたいな。
TAKUJI:学祭みたいやったな。
YOU:ライブとしては全然ダメだったんですけど、不思議と「めっちゃ楽しい!」っていう感覚があったんですよ。ドラムが変わればグルーヴも違うし、当然ライブ感も違ってて。終わった後、全員が「今日のライブめっちゃおもろかったよな?」って。クソみたいなライブでしたけど(笑)。
●ライブとしては良くなかったのかもしれないけど、でもバンドとしては新鮮だったんですね。
YOU:うん。なんか違うバンドになったような感覚。「こういう感覚いいんちゃう?」って。まあKENちゃんは人間性に問題がありましたけどね。
●人間性に問題があった?
YOU:KENちゃんはすぐ時給のこと訊いてくるんですよ。広島に居た頃は深夜の仕事とかしてお金いっぱい貰ってたらしいですけど、大阪出てきて一人暮らし始めたらやっぱりお金もかかるじゃないですか。最初の頃は「え? それ時給いくらですか?」っていうのが口癖だったんです。
●アハハハハ(笑)。
YOU:打ち上げに出て他のバンドさんとかに「どういうバイトしてるんですか?」とか訊いて、「こういうバイトしてる」って教えてもらったら「え? それ時給いくらですか?」って(笑)。
TAKUJI:最初、自分から「僕は仲良くなったら嫌われるんですよ〜」とか言ってきたんですよ。「そんなアホな(笑)」って笑ってたんですけど…その通りでしたね(笑)。
YOU:機材車で寝てて自分の屁の臭さで起きるようなヤツですからね。
KEN:アハハハ〜(笑)。もう笑うしかないです〜(笑)。
●す、すごいメンバーが入ってきましたね。でもある意味、このキャラでバンドが助けられてるような気がする。
TAKUJI:真面目な話、それはあります。
●KENくんが入ってDVD『777-DVD』のツアーがあり、その後ライブ会場/indiesmusic.com限定シングル『TRUST YOURSELF』をリリースしてまたツアーをまわりましたよね。活動を振り返ってみると年がら年中ライブをしている印象があるんですけど、今年の3月には中国ツアー(全7公演)に行ってきたんですよね?
TAKUJI:そうです。めっちゃおもしろかった。
●初めての中国ですよね? Smash upを知ってる人とか居たんですか?
TAKUJI:それが居たんですよ。一部の人だったんですけど、MySpaceとかで日本のバンドとかを色々と調べてるみたいで。反応も全箇所すごく良かった。
YOU:日本と比べてどこのライブハウスも環境が整ってないから最初は戸惑いましたけどね。竿とキックだけ持って行ったんですけど、後は現地のあまり整ってない機材で“どうなるんだろう?”という感じだった。でも腹を括ってバーン! ってライブ始めたらバーン! って反応が返ってきて。
TAKUJI:初ライブにしては反応が良すぎて。1本目はワンマンだったんですよ。
●え? ワンマン?
TAKUJI:向こうでは“対バン”という仕組みがあまり無いみたいで。それで「何分やればいいですか?」って訊いたんですけど「できるだけやってくれ」と。
●アハハハ(笑)。
TAKUJI:でも中国ツアーを経験して、めっちゃ楽になりました。
●楽になった?
TAKUJI:当然ですけど今までは日本でしかライブをやったことがなくて。みんな日本語わかるし、僕らの曲を知った人がたくさんライブに来るし。でも中国だと言葉は通じないし、基本的には曲も知らない。自分たちは「ここはこうして、ここはこうしよう」って緻密に考えてライブをしようとしていたけど、中国のような環境ではそんなことよりももっと自分をアピールすることが大切で、いい意味でラフな気持ちになれた。例えリハがしっかりできていなかったとしても、自分さえしっかりしてたらOKなんだということに気づけたんです。いい経験でしたね。


Smash up Interview #2


●7/7にリリースされる3rdアルバム『CIRCUIT』ですが、Smash upのワンマンライブような作品だと感じたんです。ライブと直結しているというか、シンプルな勢いとか力強さを感じました。
TAKUJI:僕的には煮詰まる部分もあったんですけど、曲作りは全体的に早かったんですよ。やりたいことをそのまま形にしたし、メンバーにもスッと受け入れられた。
YOU:やっぱり新しいメンバーを迎え入れてからの1枚目ということもあって、オリジナルメンバーでフロントマンのTAKUJIがやりたいようにっていう意識は個人的にありました。もちろんアカンかったら「アカン」って言いますけど、そういうことがほとんどなかった。
●Smash upは「ポップでキャッチーな曲をやる」ということを公言してきましたけど、今作の“ポップ”なり“キャッチー”という要素は、頭であーだこーだ考えた末に出てきたモノではない気がして。聴けば身体が自然に動くような感覚。それはやっぱり繰り返しが多いことも関係していると思いますけど、でも単に繰り返すだけじゃなくてちょっとしたアレンジやメロディの工夫もしていて。
TAKUJI:今回、鼻歌の段階からあまり形が変わってない楽曲が多いかもしれないです。鼻歌だといちばんシンプルで、いちばん耳に残るところしかできないんですよね。それがそのまま形になっている曲が多いです。
●推し曲はM-1「BUSTED」ということですが、この曲はパンチがありますよね。一度聴いたらすぐ入ってくる。
TAKUJI:今まで裏打ちの曲を推し曲にしたことがなかったですけど、でも「BUSTED」はSmash upっぽいですよね。
YOU:この曲ができたとき、僕らの中で「これ1曲目じゃない?」っていう感覚があって。満場一致で決まった。
TAKUJI:インパクトのある曲じゃないですか。だから必然的に1曲目になったし、推し曲もこれしかないなって。
●アルバムは全体的に勢いがある楽曲が多い中、M-5「MISTAKE」だけちょっと雰囲気が違いますよね。シリアスモードというか、ソリッドな面が前面に出ていて、アルバムの中ですごく印象的だったんですよね。「MISTAKE」というタイトルも意味深だし。
TAKUJI:「MISTAKE」の歌詞、めっちゃ深いんですよ。
●というと?
TAKUJI:あるツアーで、YOUが自分のギターを折ってしまったんです。
YOU:ライブで暴れてたらガンッて当たってしまって、ネックが折れて。
●ふむふむ。
TAKUJI:で、僕が大切にしていたギターがあって。初めてローン組んで買った大事な大事なレスポールやったんですよ。でもYOUが自分のギターを折ってしまったから、貸すくらいやったらいいやと思って貸したんです。そしたらそのライブでYOUが折ったんです。
●え?
YOU:前のライブで自分のギターを折って、TAKUJIに「ギター無いから貸してや」と頼んで。TAKUJIは新しいストラトを買って、ギターを2本持っていたので。
●え? 要するに2回連続でギター折ったんですか?
YOU:はい。合計で60万円近くになります。
●YOUくん、結構長いことギタリストやってますよね? …何してるんですか?
一同:(爆笑)。
TAKUJI:しかも再起不能な感じで縦に裂ける感じで折れてて。修理してもチューニングが合わない折れ方なんです。
YOU:普通には弾けるんですけど、レコーディングでは難しいっていう。
TAKUJI:いや、普通にも無理やで。
YOU:…。
TAKUJI:…。
YOU:…っていうことがあって、「彼にギターを貸したのが私の間違いだった」っていう意味での「MISTAKE」なんです。
●す、すごくしょーもない(笑)。シリアスな雰囲気だしエモーショナルな側面もあるし、結構真面目な曲だと思ってたのに…。
TAKUJI:いやいや(笑)、最初に「今作の歌詞は自分に向けてだけで書いているのかもしれない」と言いましたけど、僕にとってはめちゃめちゃシリアスな出来事ですよ。他の人からしたらしょうもないことかもしれないけど(笑)。
●でもアルバムの中でいいスパイスになってると思います。それとThe Chordettesの「Lollipop」のカヴァーも収録されていますが、これはどういう経緯で?
TAKUJI:このカヴァーを入れようと決まったのは制作の最後の方だったんです。1曲カヴァーを入れようと思って、The Beatlesとかも候補に挙げてたんですけど、ちょうどその頃、僕がオールディーズのポップスにすごくハマってた時期で、その中から選ぼうということになって。こういうこと言うと「Lollipop」を作った人に失礼かもしれないけど、この曲は僕らの楽曲の特長…シンプルで繰り返しがあって…に似てたんですよね、曲調っていう意味じゃなくてアプローチが。
●ああ〜、なるほど。
TAKUJI:聴いてて素直に入ってくるし、Smash upに合うんじゃないかなと思って試してみたんです。そしたらすぐにアレンジも決まって。
YOU:その場でほぼ完成した感じですね。
●今おっしゃってましたけど、Smash upの大きな特長のひとつとして“シンプルなフレーズの繰り返し”がありますよね。それはもう楽曲の大前提というか、バンドのベーシックな部分で個性になっている気がする。
TAKUJI:やっぱり僕らはライブを活動のメインにしてて、その場で一発で覚えて欲しいっていう想いが強くて。そこを見て曲を作ってるからそうなるんだと思います。リスナーとしても繰り返しが好きだし。
●でも繰り返す素材自体…そもそもメロディが良くなければ結局は伝わらないですよね。わかりにくいメロディをいくら繰り返しても覚えられないだろうし。
YOU:そうですよね。
TAKUJI:だから結局はメロディなんでしょうね。さっきも言いましたけど鼻歌から作ることが多くて、そこで残るメロディというのが基本になっている気がしますし、いいメロディを作るっていうことを常に意識してるのかもしれないです。例えば「BUSTED」とかは歌詞とメロディが一緒に出てきたんですよ。
●あ、そうだったんですね。というか、今までも歌詞とメロディが同時に出てきたことってよくあったんですか?
TAKUJI:たまにあるんです。
●色んなアーティストから「歌詞とメロディが一緒に出てきた曲は耳に残る」という話をよく聞くんですよね。
TAKUJI:そうかもしれない。今作だと「BUSTED」とM-4「WAITING」がそうなんです。やっぱりそこを繰り返すだけですごく印象的な曲になるし、みんなも「いい」って言ってくれる。そういう曲はスッと入ってきますよね。歌詞とメロディが完全にリンクしてるから、そこから曲と歌詞を拡げていく感じで作ったんです。
●ちなみにアルバム最後にM-12「LAST SONG」という曲が収録されていますが、これはアルバムの最後に入れようということで作った曲なんでしょうか?
TAKUJI:いや、結果的にはアルバム最後になりましたけど、作ったきっかけはそういうわけじゃなくて。“ライブ中に死んだらどうなるんやろ?”って考えたことがあったんです。
●え?
TAKUJI:酸欠でめっちゃしんどいライブのとき、“このまま死んだらどうなるんやろ?”って思ったのがきっかけなんです。結局は“だからこそ中途半端なライブはできない”という結論に至ったんですけど、でも自分が好きな音楽をやりながら死んだらどんな景色が見えるんだろうな? って。そういうことを思いながら書いた曲です。
●アルバムタイトルを“CIRCUIT”にしたのはどういう意図があったんですか?
TAKUJI:“CIRCUIT”は“一周する”という意味があるじゃないですか。今回メンバーチェンジもあったし心機一転して、バンドとして一周まわった感じがするんです。でも別に“再出発”とかそういう心境でもなくて。別に僕らは後ろに下がったつもりもないし、今までの経験を活かしながらもっともっと前に進みたいと思ってる。でも“Let's go”とかかっこ悪いじゃないですか。
●か、かっこ悪いですね(笑)。
YOU:アルバムタイトルはかなり悩んだんですよ。KENちゃんは“GO GO GO”とか言ってましたけど。
TAKUJI:めっちゃ悩んで。メンバーに相談しても全然いいアイディアが出てこないし。すごく時間がかかったんですけど、機材車の中でポンと“CIRCUIT”という言葉が浮かんで、メンバーも「いいんちゃう」って。
●なるほど。アルバムタイトルに通じる話だと思うんですけど、バンドとしては心境的にも健康的な状態なんでしょうね。
TAKUJI:そうですね。今回のツアーは時間をかけてガッツリとまわる予定なんですけど、前アルバム『777』以降、今まで行ったことない場所でライブする機会も多くなって。だから今回のツアーは、今まで行ったことない場所も入れてみたりして。…そう思って組んだら結構大変な日程になったんですけど(笑)、でもめっちゃ楽しみなんですよ。新曲はライブ感ある曲が多いし、メンバーも変わったし。今まで以上に濃い内容にしたいと思ってるんです。

interview:Takeshi.Yamanaka

メンバー

Dr.KEN
G./Cho.YOU
Vo./G.TAKUJI
Ba./Cho.IWACHAN

リリース

CIRCUIT
3rd Album 『CIRCUIT』
Kick Rock MUSIC
EKRM-1151
¥2,300(税込)
2010.7.7 Release

オフィシャルサイト

http://www.geocities.jp/smashxup/

音源試聴