ジャングルライフ

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ミュージックフリーマガジン

Wienners

Wienners

We are Wienners! We are liberty cult pop age!!
僕たちウィーナーズ。超自由で激ポップなバンドだよ。

まるでおもちゃ箱をひっくり返したようなライブ、速くてポップで破天荒な世界観を持つ楽曲はまさにディープインパクト。まぶたに焼き付く原色系ウィーナーズサウンドは一度聴いたら止められないし頭から離れない。平凡な日々にちょっとした刺激を欲している奥様、自分と日本の将来に希望を見出せない若者たち、そして遠い過去に夢を置き去りにしてきたお父さん。そんな人たちを過度に刺激しまくるミラクル・ポップ・ハードコアが遂に現れた。時代を裏返す勢いと実力を兼ね備えたニューカマー、Wienners。日本の未来は彼らに託された。

インタビュー

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INTERVIEW #1
なんでWiennersはこうなっちゃったのか?


●昨日はライブだったそうですが、マナブシティさんは昨日と同じ服装らしいですね。家の鍵を無くして帰れなかったとか。
マナブシティ:はい。全然覚えてないんですけど、マネージャーさんの荷物の中に僕が勝手に鍵を入れてたみたいです。
玉屋:散々ライブハウスの中を探しても見つからなくて、そしたら「郵便局でお金下ろしたときに忘れてきた」とか言い出して。
●しかも郵貯なんだ。
マナブシティ:郵便局で働いてるので。
●そうですか。
マナブシティ:で、朝まで打ち上げだったんですけど、郵便局が開くまで待って。でも無かったときのショックはすごかったです。
玉屋:マナブシティはそういうことが多いんですよ。
●黙ってたら二枚目っぽく見えるのにね。
マナブシティ:そうなんですよ!
●あ、自分で認めた。
マナブシティ:「黙ってたらいいのに」って良く言われるんですよね。この前も…。
●(無視して)ところでWiennersのライブを観てびっくりしたんですよね。飽きさせないというか忙しいというか、誰を見たらいいのかいい意味でわからなかったんです。今まで観てきたバンドのフォーマットにハマらなかった。∴560∵さんは動きがおかしくて、どう考えてもバンドマンの動きじゃないし。玉屋さんはヴォーカリストとしてのメッセージがすごく強いんだけど、でもキテレツでよくわかんない。MAXさんは紅一点で一見可愛らしいんですけど、たまにテンションが裏返ってるし。
玉屋:ハハハ(笑)。
●とにかく個性まる出しで、思いっ切りライブをやってる感じが見てて気持ちよかった。なんでこんなことになっちゃったんですか?
玉屋:自分たち的には特に変なことをやってるつもりはないんですよ。もともと俺とマナブシティが一緒にバンドをやってて。それがSCHOOL YOUTHっていうバンドだったんですけど、あるときそのバンドでキーボード募集したんです。そこでMAXが入って。でもその後、SCHOOL YOUTHは解散して「じゃあ3人で新しいバンドをやろう」と。ベースを募集したんですけどなかなか見つからなかったので、仲が良かった∴560∵を誘って。∴560∵はもともとドラムなんですけど。
●そうなんですね。なぜこのバンドでベースを弾こうと?
∴560∵:僕は以前からSEVENTEEN AGAiNというバンドでドラムを叩いてるんですけど、弦楽器でバンドやりたいっていう憧れみたいな気持ちが昔からあって。
●目立ちたいということ?
∴560∵:そうですね(笑)。ドラム大好きだったし、自分でも自覚はなかったんですよ。でも、そこでこの3人が「ベースが見つかんない」と言ってて、弾ける自信はなかったんですけどベースは持ってたから「俺、ベース持ってるよ?」って。音楽的な面も人としてもわかってるし、弦楽器でバンドやりたいし、っていうところで。技術はないけど「やりたい」っていう好奇心で一緒にスタジオに入ったんです。
●なるほど。
玉屋:SCHOOL YOUTHをやってた当時からやりたかったのは今のような音楽だったんですよ。もともとパンクも好きだしハードコアも好きだからそういうところからスタートしてますけど、打ち込みとかにも興味を持ち始めて。Plus-Tech Squeeze Boxとか聴いたのが大きかったんですけど、その辺を聴くようになって「こういう音楽の感覚とかセンスをパンクロックのテンションでやりたいな」と思ったんです。メンバーに「サンプラーとか入れてこういう音楽やりたい」と説明して。漠然としてたかもしれないけど、2007年末ごろにWiennersを始めたときから音楽的なビジョンはあったんですよね。
マナブシティ:うん。音楽的には2008年3月の初ライブの頃から今のような感じだったね。
∴560∵:SCHOOL YOUTHの解散直前辺りから今のような方向性になってきていたんです。
●はいはい。ネットでSCHOOL YOUTHのこと調べてたら「急激に音楽性が変わってサンプリングを多用するようになった」というレビューを見つけました(笑)。
一同:アハハ(笑)。
●玉屋さんはライブのMCでも「世の中変えてやるぜ!」とか言ってましたけど、音楽に賭ける想いが強いんでしょうか?
玉屋:そうですね。まあ今も遊びと言えば遊びの延長なんですけど、SCHOOL YOUTHはコピバンから始まって、そのテンションのままずーっとやってたんです。∴560∵が昔やってたUNITED SKATESというバンドはアルバム出して地方に行ったりしてて、俺らは「地方とかめんどくさいです」みたいな感じだったんです。でもそろそろちゃんとバンドをやろうかなって。このWiennersというバンドで自分のやりたいことを100%頑張って、ダメだったらもう仕方がないなと。
●なるほど。
玉屋:どれだけこういう音楽で上の方にいけるのかを試してみたい。自分を試してみたいし、世の中を試してみたいというか。だからバンドを真面目にやるようになったというより、もっとおもしろいことをやりたいという感覚。
●真面目にやるというより、一生懸命やると。
玉屋:そうですね。ちゃんと楽しむようになりました。おもしろいことをちゃんと自分たちで作る。前のバンドのときは人任せで、呼ばれたライブに出てそれを楽しんでた。でも次第に自分たちで考えるようになったというか。SCHOOL YOUTHのベースが就職するということになって、そこでスパッと解散して。俺たちはおもしろいことをやろうということでWiennersを結成したんです。
●普通に就職することは考えなかったんですか?
玉屋:周りのバンドが解散したり就職していくヤツが居る中で、漠然とですけど一生就職はしないだろうなと思ってました。その頃、たまたま観たテレビ番組でホームレスの特集やってて、めちゃめちゃ怖くなったんです。“俺このままいったら将来こうなっちゃうな”って。働くという選択肢はなくて、極端に言えばバンドをやるかホームレスになってしまうか(笑)。
●アハハ(笑)。
玉屋:でも冗談じゃなくて、バンドがうまくいかなければ本当にそうなっちゃうと思ったんです(笑)。だからそうならないようにバンドを頑張ろうと。
●なるほど。MAXさんはどうだったんですか?
MAX:このバンドに入ったときもそうだったんですけど、私は高校卒業して服飾の専門学校にずっと通ってて。この話はメンバーもあまり知らないと思うんですけど…その学校にすごくいい先生が居て、外国の学校に留学とかした経験がある方で、学校がめちゃめちゃおもしろかったんです。だからSCHOOL YOUTHに出会ってなかったら私も服飾関係で留学とかしてただろうなって未だに思います。
●そうなんですね。
MAX:だけどSCHOOL YOUTHに出会って、こんなにおもしろい人たちが身近に居るんだったらわざわざ外国に行かなくてもおもしろいことができると思った。だからこっち(Wienners)を本気でやろうと。
●いい話ですね。マナブシティさんは?
マナブシティ:僕は7年ほど郵便局で配達とかしてるんです。契約社員で。
●よく配達先間違えないですね。
マナブシティ:間違えますよ。
●アハハハハ(笑)。
玉屋:間違えるとか言って誌面に載ったらマズいよ(笑)。
マナブシティ:あ、間違えてないです。
●わかりました。その辺は上手く書いておきます。
マナブシティ:時給も最高までいって、今までも何度か社員になれるチャンスがあったんです。そこでやっぱり迷いましたね。ドラムは10年近くやってるんですけど、さっき玉屋くんが言ってたように、このバンドでどこまでいけるかっていう気持ちが強くなってきて。だから全然迷わなかったです。
●え? さっき「社員になれるチャンスがあって迷った」と言ってましたけど…。
玉屋:迷い狂ってました(笑)。社員の話が来るたびに「どうしよう?」って。
一同:ハハハハ(笑)。
玉屋:俺は本気で頑張れば大丈夫だと思ってたので、「迷うのは本気を出してないだけだよ!」って言ってたんです。「でも…、でも…」って(笑)。
マナブシティ:今は迷ってないです。
●∴560∵さんは?
∴560∵:就職することは全然考えてなかったですね。ずっと音楽に関わっていきたいなと思ってたし、それよりも自分がステージに立ってやっていたいなという気持ちがいちばん強かった。で、このWiennersを始めて、さっき玉屋くんが言ってたようなことは結成当初から言ってて、そこで意思確認されたんです。「俺は本気でやるから、本気じゃないと困る」って。別に深く悩んだりはしなかったけど、僕も本気でやるのがいいなって。
●なるほど。要するに約1名以外は人生賭けてバンドをやってると。
マナブシティ:迷ってたのは昔です! 今は違います! もう(就職の)道は断たれちゃったので。
●え? 道は断たれた?
マナブシティ:ライブで仕事休みまくっちゃって、時給が下がりまくってるんです。
一同:(爆笑)。

INTERVIEW #2
これがWiennersであり、これがスタンダードなのだ



●さっき玉屋さんが「Plus-Tech Squeeze Box周辺みたいな音楽の感覚とかセンスをパンクロックのテンションでやりたいと思った」とおっしゃっていましたが、今回リリースする1stアルバム『CULT POP JAPAN』を聴いて、すごく雑食だと感じたんですよね。どの曲にも共通するのはポップな要素だと思うんですが、どういうイメージで曲を作ってるんですか?
玉屋:「○○みたいな感じ」っていうのは別になくて、前のバンドからちょっとずつやりたいようにやっていったらこうなったというだけの話なんです。別にパンクだけじゃなくて、例えばヒップホップとかレゲエとかダブ、ワールドミュージックとかも好きだし。おもしろいことをどんどんやりたくなってきたんですよね。色んな要素を採り入れてやっていくにつれ、プログレッシヴになったりとかマニアックになっていくバンドっていうのはいっぱい居ると思うんです。
●はい。
玉屋:でも俺たちは、そういったものをどれだけポップに響かせることができるかっていうことを大切にしていて。難しい方向に行かずに、どれだけポップに、でもちゃんと消化していてっていう。そういうことをやりたかった。
●「ポップに」というのは当初から念頭にあった?
玉屋:そうですね。普通の歌モノも好きだし、歌謡曲もJ-POPも好きだし。とにかく“ポップセンス”があるモノは何でも好きなんです。例えばハードコアと呼ばれるような音楽だったとしても、やっぱりどこかポップに響くモノが好きだったりとかして。たぶん人によって“ポップ”という言葉の定義は違うと思いますけど、俺が使う場合は“わかりやすい”とか“大衆性”という意味での“ポップ”ではなくて、明るくて垢抜けてて、原色でバッキバキのようなイメージ。アメリカのお菓子みたいな感じ。ああいうモノが“ポップ”だと思うんですよね。
●なるほど。
玉屋:それを音楽で言えば、今回のアルバム『CULT POP JAPAN』に入っているような曲たち。まあ僕たちの音楽は“ポップ”よりも若干難しくなっているとは思いますけど。
●曲はどうやって作ってるんですか?
玉屋:最初はひとりで作ります。ある程度最初から最後までの流れを作ってMTRに録って。
●曲は基本的に短いけど、内容が濃いですよね。忙しくはないんですか?
玉屋:もうその感覚に慣れちゃったというのもあるし、別に短くしてるつもりはないんですよ。言ってしまえば、5分くらいあるような曲を1分にグッと縮めた感覚。5分ある曲を1分のところで切るんじゃなくて、ギュッと圧縮してまとめるというか。
●ああ〜、なるほど。
玉屋:リスナーとして聴く場合はすごくゆっくりした音楽も好きなんですよ。レゲエとかダブとか、フィッシュマンズも好きだし。でも自分がやるとなるともっと詰まったモノが性に合ってて。音楽を作る/演奏するという立場になったときは“凝縮する”という作業が自分に合ってたんです。
●初めて聴いたとき、バンドでジャムって曲を作ってるのかなと思ったんですよ。かなり即興性が強いというか、急に展開がガラッと変わったりするじゃないですか。
玉屋:ずーっと考えて作ってると自分でもわかんなくなってくるんですよ。俺たちの楽曲は一般的な感覚で聴いたらめちゃくちゃな展開だったりするじゃないですか。でも自分の中ではすごく関連性がある。全部理由があるし、繋がりとかも細かくまで考えて。だから自分の中での辻褄は合ってるんです。
●あ、それは感じます。決して行き当たりばったりじゃないというか。展開が急に変わったりするけど、そこに何かしらの意味は感じる。
玉屋:例えば今作のジャケットは俺がデザインしたんですけど、写真を切ったり貼ったりして、手書きでバーッとラフ描きしたような感じなんですけど、曲を作るのもそういうイメージなんです。いいところを切って、うまいこと貼って、全体をガーッとまとめて作っていく。
●ということは、色んなパーツやアイディアが色々とあって、それを上手く組み合わせて曲にしていく?
玉屋:そうですね。ワンフレーズだけあるアイディアをMTRに録り貯めてたりして、後から「これとこれとこれを合わせたらおもしろいかも」とか、「これとこれを合わせるんだったら辻褄が合うように間にBメロを入れよう」とか。
●なるほど。その話でなんとなくわかった。
玉屋:だから自分が好きな音楽…例えばフィッシュマンズ的要素も今作の中には入ってるハズなんですよ。フィッシュマンズやジャクソン5的な要素にパンク/ハードコアのテンションを入れて混ぜて、みたいな。もちろん聴く人にはちゃんと伝わるようにはしたいと思って作ってますが。
●だから1曲の中にハードな面やポップな面が同居してるんですね。納得した。
玉屋:作った音楽が一般的かどうかはわからないんです。でも自分たちがいちばんやりやすいのがこれだった。
●でもバンドで合わせるときは大変じゃなかったですか?
∴560∵:大変ですね。もちろん慣れてきましたから、単に合わせるというレベルでは大変だとは思いませんけど、曲を作っていく段階はすごく大変なんですよ。玉屋くんはある程度全体を考えて曲を持ってきますけど、バンドで合わせてみてから考えることも多いんですよ。バンドでやってみて「この繋ぎは何か違うな」みたいな。そこをどうするかっていうのは、色んなことを試して試して。
●要するにパズルみたいなもんですよね。
玉屋:ホントそうですね。色んなことを試してみる。極端に言えば繋ぎだけでも何100パターンも試してみて、「ここが繋がったから次の部分を考えよう」とか。
∴560∵:「ここでこれ使っちゃったから、この後はこれじゃダメだな」みたいな。そういうことを繰り返して、自分たちもわからなくなったりして。
玉屋:たぶんやってる間に、2〜3回くらい同じことやってるよね(笑)。「これいいんじゃないの?」って言ったのが、1時間くらい前にやってたりする。
●アハハハ(笑)。でも、4人も居れば「ここはこうするべきだ」っていう感覚にギャップがあったりしないんですか?
玉屋:でも“ここに合ういちばんいいフレーズは何なんだろう?”と疑問が生じたとき、そこには満場一致のモノが絶対にあるハズなんですよ。ギターのワンフレーズ、ワンコードにしても100%のモノが絶対にあるハズだと信じて探してるんです。それを探し続けてるとホントにわけわかんなくなるけど(笑)、でも見つけたときは「あ、これだ!」っていう感覚になるんですよね。辿り着くまでは大変ですけど。
●なるほど。曲の元となるパーツ…MTRに録り貯めているような部品は、どういう感じで作るんですか?
玉屋:思い付きが多いです。家に居るときとか自転車に乗ってるときとか。何かで聞いたんですけど、景色が動いている状態だと右脳だか左脳だかが活性化されるらしいんですね。だからなのか、自転車に乗って吉祥寺のスタジオから家まで帰ってるときとかすごく多い。「あっ、すげぇいいフレーズ思いついた!」って忘れないように帰って、家で録って。
●夜中に吉祥寺界隈で、自転車に乗りながらブツブツ歌ってる人が居たらそれはWiennersだと。
玉屋:しかも結構な確率で警察に止められてます(笑)。
●ちなみに持ち曲はどれくらいあるんですか?
玉屋:うーん…、たぶんこのアルバムにほとんど詰め込んでます。入ってない曲もいくつかありますけど、さっき言ったような作り方なので周りのバンドに比べると1曲できるまでがめちゃめちゃ遅いんです。それに合格ラインをできるだけ高いところに持っていきたいし。めちゃめちゃイイと思える曲しか出したくないし。このアルバムは今まで俺が音楽を聴いて吸収してきたモノのほとんどが出てるかなって思います。それが伝わるかどうかは別の話ですけど、やりたいようなことはできる限り詰め込んだ。
●本当に色んな要素が入ってますよね。アルバム全体を通してもそうだし、1曲の中にも色んな要素が入っている。
玉屋:そうですね。自分たちしか気づかないような音もいっぱい入ってるんです。キーボードやサンプラーとかそうなんですけど、普通に聴いたらわからないような音もめちゃくちゃ入れてて。例えばサビでギター/ベース/ドラム/ヴォーカルが鳴ってて、裏でキーボードを弾いてるとして。そこにプラスして、もっと裏の方に鳴ってる音を入れてたりとか、同じメロディを別の音色で弾いた音を重ねてたりとか。
●はいはい。
玉屋:そういうのはたぶん本人たちにしかわからないんですけど、でも入ってるモノと入ってないモノを聴き比べたら、やっぱり入っているモノの方がいいんですよ。抜く作業っていうのが苦手なんでしょうね(笑)。それは今後の課題だと思ってます。
●そういう経緯を経て完成した楽曲ですが、ライブで表現するとなるとまた別の話だと思うんですよね。最初に言いましたけど、Wiennersのライブは誰が基準になっているのかわからなかった。誰かがライブを引っ張ってるというわけではなくて、全員が自由にやってるように見えるけど、でもちゃんと合うところは合っているというか。何度も鍛錬を重ねないとできないライブなのかなと想像したんですが。
玉屋:そうですね。何度もやります。曲ができたとして「じゃあこれをどう演奏するか?」って、グルーヴ感とか情景とかの摺り合わせをめちゃめちゃ入念にやりますね。例えばドラムにしても「ここの1フレーズはめちゃめちゃメロウに叩いてくれ」とか言ったり。そういうことを何度も繰り返して、情景をメンバー4人で共有するというか。
●すごいなぁ…。
∴560∵:だからそこもめちゃめちゃ時間を掛けるんです。4人が自由にやってるけど、でも共通のイメージを大切にしながらやっている。だから成り立ってるんだと思います。
●なるほど。ハチャメチャなバンドかと思いきや、真面目にやってるんですね。
一同:(笑)。
玉屋:こうやって説明するとすごく真面目にやってるように感じますよね(笑)。
●はい。でもライブを観るとハチャメチャでした(笑)。
玉屋:すげぇ考えて緻密にやることよりも、まずはドギツくてポップな感じが最初に伝わることが重要で。マスロック的な要素だったり、プログレッシヴ的な感じで「上手いね!」みたいなことが先に伝わっちゃったらダメだと思うんですよ。そこよりも何よりも、まずはポップで電撃的な感じ。でもよく聴いてみたら細かいことやってる…そういうところが理想なんですよね。

interview:Takeshi.Yamanaka
MAX(Key./Sampler)
理想が高くて、そことのギャップに悶々としてる。[玉屋]
真面目で努力家だと思う。[∴560∵]
誠実な人だと思う一方で、俺のこと気持ち悪いとか言う。[マナブシティ]

∴560∵(Ba./blog)
寂しがり屋。[玉屋]
しっかり者。たまに感情のセーブが効かないけど。[マナブシティ]
社交的なんだけど、なかなか奥を見せない人。[MAX]

玉屋(Vo./G.)
バンドの核なのに僕らを自由にさせてくれてる。[∴560∵]
玉屋くんの表現は私の完全なるツボです。[MAX]
俺の知ってる人間の中でいちばんすごい人。[マナブシティ]

マナブシティ(Dr.)
なんだかんだ言っても年上。いちばん大人。[玉屋]
すぐに弱音吐くけど意外と忍耐強い。[MAX]
あまり自己主張しないけど実はちゃんと見てる。[∴560∵]

メンバー

MAX(Key./Sampler)
∴560∵(Ba./blog)
玉屋(Vo./G.)
マナブシティ(Dr.)

リリース

CULT POP JAPAN
1st Album 『CULT POP JAPAN』
wns
WNSR-001
¥1,800(税込)
2010.7.7 Release

オフィシャルサイト

http://www.wienners.net/

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